落とし物箱

出会っちゃった人たちの話がしたい

2022年振り返り




今年も何も感想文を書かないまま年末を迎えてしまい、年が明けてしまいましたが振り返りだけはちゃんとしようと思いました。\思いました/


1月
◎INTO THE WOODS
手帳開いたらここから今年始まっててびっくりした。すごい昔の感じがする。
久しぶりに廣瀬友祐と渡辺大輔がみたい!ちょっと気になってる古川琴音ちゃんも出る!舞台のイメージない役者ちゃこちょこいるけどまあ大丈夫っしょ!という軽い気持ちでチケット取った結果当時ありふれた感想よろしくしんどい3時間弱を過ごしました。歌は下手でも芝居が下手だと見てられないという学び。あと廣瀬友祐の良い男を浴びたかった。そんなびっくり箱からでてきたのはなんと!オオカミ!あれは良い男だった。あとはよくわからねえ双子みたいな男たちwww だいたい記憶から葬ってるところもあるな。それにしても廣瀬友祐と渡辺大輔歌うますぎるんよ!!!!!!!!!



◎Japan Musical Festival 2022
晴香ちゃんのシシィとはじめましてした瞬間。やっぱり晴香ちゃんのシシィ見たいよ〜〜〜〜っていつまでも叫んでしまう。かわいくて天使みたいな笑顔でいるだけでにこにこ。これからもっと羽ばたいていってくれ〜〜〜〜〜〜
そしてこの頃はまだ何も知らなかったモリミュ。ほーーーんこんな世界もあるんだな( ˘ω˘ )くらいに見ていたのがすごい勢いで転がり落ちるなんてこの時は夢にも思ってなかったわね。モリミュ履修後にTV放送見てたらすずきしょうごくんとウィリアムのちょうど間くらいの状態で歌われるI hope / I willの威力が凄まじかった。ウィリアムを俯瞰でみているすずきしょうごくんの葛藤なんか、コンサートでしか見れないやつ………………… まさかこれを見ていた、なんてね………………
この日の私のメインは後出しゲストのびゅーあっぷチームでした。カンパニーで来てるしゲストなんだからと言われたら何も言い返せなくなるけど、それでもRENTのターンにいなかったのは寂しい気持ちになりました。ミュージカル界隈と付かず離れずの距離感面白いな〜とは思ってるけどまだステージ上に上がってないRENTの人間いますよ!?出してよ!!!って叫んでいた。びゅーあっぷチームくんたちみんなわちゃわちゃしてて楽しそうで良かったな〜〜〜〜〜〜 これも後日改めてTV放送見返すとわかったことだけどここがきっとパラダイスを笑顔で平間くんが歌ってるの見るとギュってなる。ウェスとラウンジのみんなが一緒にいて楽しく歌ってるのがいちばん俺たちが見たかった世界なんだよな!!!!!!まさか開幕前にそんな景色見せてくれてたなんて!!!


2月
◎The View Upstairs
びゅーあっぷの季節です!!!!
公式サイトのあらすじだけ入れて向かった初日。終わった瞬間に走り回りたくなるくらい気持ちが溢れまくってチケットがあれよあれよという間に増えていきました。
平間くんの誕生日当日が公演初日被ったの、おたくとしてはめちゃくちゃ嬉しかったんだよな~。記憶違いでなければ上弦以来だったはずなんですよ、公演と誕生日が被るの。とにかく平間壮一のビジュアルが優勝していた。どこかで燻らせていたこんな平間くんがみたいな〜を詰め合わせにして出してくれた感じ。なんやかんやでエンジェルを見れていない人間なのでドラァグクイーンではないけどゲイで女の子してる平間くんはみたかったので。可愛かった〜〜〜〜〜〜
小関裕太の良い女っぷりもたまらなく好きでめろめろになっていた。平間くんとの身長差がちょうどよくて綺麗な景色だったな。見えないものすら見せてくれていた。河川敷に星が無数に浮かんでて石垣に座っている2人。誰もいない世界がきらきらしてた。そんな世界にできる強さ!!!痺れたな〜
岡さんのソロが全編セリフなのも良い意味で贅沢だったよなあ。ウィリー綺麗で良い女だったわよ。当たり前体操なんだけど歌上手すぎて歌い始めるたびにちょっと面白くなってごめんなさい。そしてITHぶりの阪本奨悟くん、とにかくあの衣装が私の好みすぎていて気がついたら追いかけてしまっていた。
贔屓目120%くらいで見ているのでこの作品が面白いか面白くないかの判断はできないんだけど、改めて映像を見返していると2 時間10分でやるには話題が多すぎたよな〜。物語の特性上ウェスとパトリックが締めないといけないところもあるからそうなっちゃうんだけどだいたい平間くんと小関くんが散らかったおもちゃを片付けてくれていた。個性的なキャラクターを集めるのは良いけどそれなら3時間2幕構成の作品の方が収まりが良かったんじゃないかなって思ったりしたけどそれはそれとしてこの作品は好きなのでなんかもう良くわかっていません!
まあ最高の平間壮一が見れることだけは保証できるので、平間くん気になってる人は見てくれよな。円盤出てます。



◎SLAPSTICKS
体力的に詰込みはしたけどしっかり見れなくてちょっと後悔している作品のひとつだったりしている。軽い気持ちで見に行くには合わなくてハードルが高かったな~
昔のコメディ映画のお話で、面白くはあったんだけどあそこまで身体を張っていた人間たちがいた事実に驚いていたりした。この時期達成くん毎回ステージの真ん中でちっちゃくなっててそんな姿よく見るな、なんて思ってた記憶………………



◎ボディーガード
新妻聖子のエンダーーーーーが聞きたくてチケットを取りました!ので聞けて満足です!!!!!
ボディーガード自体が初めてでしたが思ってた以上にナンバーが少ないのにびっくりした。ミュージカルというよりは音楽劇とかストプレに近い印象だったな。


3月
◎Venus of Tokyo
VoT、初めて行ったのは去年の8月。そこから色々を経て3月までずぶずぶにはまって通い倒していた。楽しかった記憶でいっぱいなので思い出ぽろぽろ。
菅野さんの繊細なお芝居と毎回少しずつ変化する感情の起伏に引き込まれて目が離せなくなっていた。鑑定士でいるときとそうでないときの二面性が好きで仕事はきっちりやり抜くその裏にある妻への愛や後悔だったりを背負っている姿が印象的で。大きなものを抱えているからこそ表ではそんな素振りを見せないのもプライドなんだろうし、だからこそ1人になった時に見せる人間らしさが好きだった。妻との距離感とか想いの強さみたいなところで彼女を失ってからの時間の経過に対する個人的解釈として菅野さんは比較的本人の年齢も相まって若い印象だったんだよな。だからこそこのオークションは初めて掴んだ絶好のチャンスだったように感じられて勢いがあったのも好きだったところ。
そして個人的に過去いちばんなくらい推しにちやほやされていた期間でもあった。物理で近いってすごい。まあそもそも近い距離ってあまり得意ではないというか苦手なので今回ハマれたの珍しかったんだよな。菅野さんのキャラクターとして客に一線を引いてくれていたからかもしれないけど。今後何か事故でも起きない限りはこういうことはないと思っているので貴重な時間だったな、という反芻。どれもこれも全部良い思い出だよ!!!クリスマスとかバレンタインとかオークションとか色々いろいろありすぎた!なんだかすごかったなあ。
お台場ずっとずっと楽しかったし最高に思い出に残ってる。充実しすぎたのと走り切ったのもあって手帳見返してびっくりしている。お台場からまだ1年も経っていないんだな。もう感覚的には3.4年は経ってる気分だよ。それだけ楽しかったんだろうな🤎


4月
◎古川雄大 The Greatest Concert Vol.1
単純に古川雄大という人間に興味があったのでいつか行ってみたいと思ってた古川くんのミュージカルコンサート!晴香ちゃんの回に行きました。
バルコニー聞けてめちゃくちゃ嬉しかった。ロミジュリのおたくなので曲を聴くだけで一瞬で懐古おばさんになってしまう。古川くん晴香ちゃんのデビュー作から一緒にやってきているせいで親戚のおじちゃんみたいになってるの面白かった。晴香ちゃんの出身地が覚えられない古川くんに対して食い気味「大分です!」する晴香ちゃん、良いものだったのでずっとやってください。
曲聞きながら古川くんの作品結構見ているつもりだったんだけど思ったより知ってる曲が少なかったの自分でもびっくりした。まあでもロミジュリ、エリザ、モーツァルトくらいだったのでそんなもんかと思ったりしてました。



神州無頼街
ちょ~~~~~~~~~~たのしかったね神州!!!!!!
静岡で、富士の裾野で観れたことがめちゃくちゃ嬉しかったんだよな~~~
終演後行った飲み屋で口を封じられ、泊ってたホテルのはしごから落ちた私的初日。そして千秋楽に天魔王が誕生して捨之介の口上を聞かされるおれたち!!!!!!!
こんな走り抜け方をしてこんな終わりが待ってるなんて思ってないからさあ!!!!!!この話は一生していたい。なんだかこうやって文章にしていると思っていた以上に事故すぎている。この忙しない感じも神州って感じがして良いものだな。全部ひっくるめて思い出だらけ。
髑髏城の七人Season月を経てしっかりやりたいっていのうえさんに言われてできた作品なのずるすぎる!!!って駄々を捏ねている霧ちゃんのおたく人格の私と最高すぎて脳みそがぐらぐら揺れて新感線大好きな感情にはさまれてなんだかぐちゃぐちゃになっていた。
自由に暴れまわる大型犬ふーちゃんとそれを上手にあやしていくまもちゃん、楽しかったよ。そんな2人がラスト上弦/下弦の色の帯をして立たれてしまうともう何にも考えられなくなってしまうし、最後に見せるふーちゃんの表情があまりにもばぶすぎて抱きしめたくなる、衣装も美術セットも全部全部好きな世界観だったな。
一方揚羽にめろめろになっていた私もいまして。揚羽良い女すぎる。優しくてかわいくて気前が良くて。良いと悪いの線引きがすごくはっきりしていたから人殺しを容赦なくしていたのもまた清々しい気持ちにすらさせられていたんだよな。揚羽が永流の希望の光になっていくの、すごく好きだった。永流は揚羽に生きていてもらうことで希望を託すわけで、それを背負って揚羽はこれから千之助と百千代と新しい旅に出ていくんだもんな。恩がある人間のことは絶対に裏切らないし、しっかりその恩を返す。そういう筋の通った女なところも大好きだ。千秋楽に揚羽から(後に具現化する)お煎餅もらえたことも思い出だな。そう思うとここでもちやほやしてもらった。ピース✌🏻



◎S×? Vol.2 RADIO BOX
はい、平間くんのダンスを浴びる時間です!!!!!!!!!!!!
いくらダンスが好きだからっていち俳優がプロのダンサーと一緒に本人発イベントするの、冷静に考えてもちょっとおとしろい事案だ。
平間くんのダンスが好きなので贔屓目200%になってしまうのは許してほしい。ことを前提として技術の高さもあれどそれ以上に本人から出てくるダンス楽しい!!!!という気持ちをキャッチできるのが好きなんです。好きな気持ちを取り繕うことはできないからこそ楽しいことをしている時を見せてもらえるのは嬉しい。平間壮一で踊ってる姿これからもずっと見せてくれ。
平間くんがるいとくんと遊びながら作った(平間談)2人のナンバーが好きで。落ち感みたいなチルっぽさ、平間くんの雰囲気に合っていて楽しそうに一緒に踊ってくれるるいとくんがまた優しいお兄ちゃんみたいな眼差しでこの2人の関係性をみせてもらえたの良かったな〜。幼馴染、らぶ。
これはただのおたくの戯言なんですけどいつかUNOさん、calllinさんと一緒に踊っているのがみたいのと、RIEHATAさんのコレオを踊る平間くんが見たいです!!!これは2022年のハンサムが発表された時からずっと言っているんですけど平間くんどっかでKing&Princeのichiban踊ってくれ!!!!私はichibanを踊る平間くんがどうしても見たい!!!おたくの戯言でした。いつかasteriskがあったら平間くん出てくれよな。あと、ichiban踊って。


5月
四月は君の嘘
公演中止が決まってから約2年、やっと出会えた。内容は知っていたはずなのに初日ステージにいる人間たちがあまりにもきらきらしすぎていて、眩しさに泣いた。
高校生の言葉って想像しているより煌めいている。生身の人間から発せられる台詞の強さにずっと喰らっていた。
達成くんは芝居も歌も上手い!!という話は一生しているんだけど、日生劇場で歌が聞けるなんてあまりにもご褒美すぎた(初演は会場Brilliaの予定)。公演が始まって達成くんの声が会場に響き渡った時に勝ちすぎてガッツポーズをしてしまったもんな。達成くん自身、この作品において素の部分が出ていることはないと言い切っていたのが印象的で。光の外側にいた人間が光の内側に入っていく煌めきだったり、外側にいる時の存在感の薄さもしっかり操れる人間でお芝居が上手いなって改めて感じていた。達成くんの言葉と行動、表現が全く矛盾していないところが達成くんの好きなところなのでそれを体現してくれる姿は信頼値なんだよな。
小関くんは感情がしっかり歌に乗せられて感情の機敏がわかりやすくてそこに引き込まれるの好きだなって思いながら見てた。繊細な表現が上手でそして陰に飲み込まれるのが本当に上手い。
そしてこの作品で初めて事務所現場以外で寺西を観たんだけど、芝居も歌もダンスも上手でびっくりしてしまった。顔だけじゃなくてちゃんと中身の格好良さも相まって女からモテるんだろうなっていうところまで含めて良かったな。The Beautiful Gameのダンス、なんとかこなせたのは完全に素質だったもんな。あの振りだけは今でもなんとかしてほしい気持ちがある……… 2人とも踊れる人間のはずなのにな…… そして水田さん、毎回グレコメの存在を忘れてしまい初めて劇場で観た気持ちなんだけどそれはただの体感の話。水田さんの爽やかさとかスタイルの良さと本人の持つ陽の部分が上手く作用してあの渡くんになったんだろうな。水田さん完全に身内を見る目線でみてしまっているのでなんか意図していないところで応援してる自分がいたな………


6月
ハリーポッター と呪いの子  
職場の先輩に勧められてハリーポッターを履修した状態でプレビュー初日くらいのやる気がないと観に行かないだろうなと思ったのでチケットを取り行ってきました!感想というかここ、沼の香りがしたけど頑張って這い戻ってきた次第です。
死の秘宝のラストシーンで子供の名前に苦悩させられた結果がこんなことに!?!?という結果に。
斉藤莉生くんのスコーピウスに絡めとられてしまったんだけどまさかこんな終わり方するなんて思ってもみなかった。スコーピウスの天真爛漫さがそのまま乗り移ったみたいにかわいくて、抱えているものを外側にみせない強さがあって、だからこそそれを吐き出すときは不器用だけど伝える力も持っていて、りおくんの巨大感情好きだったなあ。お身体に気を付けてゆっくり休んでほしい……… また1年くらい経ったタイミングで見たいなと思っていたので寂しい気持ちとロングランの大変さを考えさせられてしまったよねえ。公演時間も長いわけで終わりが見えずに走り続けるのもなかなかのタフさが必要なんだろうなと思っていたりしてました。
ハリーポッターから12年の月日が経っているのでそりゃ見た目は大人になっているハリーなんだけどびっくりするくらい見た目しか大人になってなかったのも喰らってしまった。ハリーのちょっとした冗談の通じなさとか変に頑固なところとか、言い訳し始めると誰の言葉にも耳を貸そうとしないところとか、って挙げていったらキリがない。成長していない!アルバスもハリーにそっくりに育ってしまったせいで2人とも被害者ヅラが上手いこと上手いこと。(褒めてる)
あと久しぶりに客降りする作品をみたのも呪いの子だったな。舞台作品としてのハリーポッターとして純粋に面白かったしこれは舞台でなきゃいけないものだった。アルバスとスコーピウスの組み合わせもそうだし、個人的にはアルバスとハリーの組み合わせでも解釈遊びができるおたくが大好きなタイプの作品だったよ!


7月
◎クラウディア
あらすじとインタビューに煽られて期待値上げていったけど凄い勢いで振り落とされてしまった。平間くんの芝居の上手さで殴られ、いつか見たいと思っていたような役だったのはめちゃくちゃ嬉しかったけど他各種があまりにも合わなすぎて総合点マイナスで帰ってきてしまった感じ。悔しい。
ただ私が岸谷五朗脚本/演出が合わないだけの話なんですけど、それにしたってまさか令和の時代にステージで素人のリボンダンスを見せられるとも思ってないし、はないちもんめ見せられるとは思ってないし、涙のキッスが嫌いになるなんて思っていなかった……… その結果面白い作品が見たい!という気持ちに改めて気付かされたりしてました。そんなわけで、これを経て、面白い作品楽しい現場をしっかり選ぶことの大事さに気が付いたし、自分の価値観も変わった作品になったんだよなあ。とこの話はおもしろいのでずっと擦り続けようと思ってます。それでもこのタイミングであの出演者を集められるのは岸谷五郎の力とセンスを感じてしまったな。ここだけではなく、毎回キャスティングが凄いので人を見る/見つける才能ってすごいんだよなあ。



◎ザ・ウェルキン
吉田羊と大原櫻子の共演はさすがにみたいじゃん!ってチケット取ったらまんまと殴られてしまった。こんな予定じゃなかった………… ラスト5分のための2時間半だった。
吉田羊ヂカラと大原櫻子ヂカラで殴られるウェルキン、ほんと、"チカラ"だった。
女性12人の会話劇。女性だからこその外面の使い方と噂話に花を咲かせる感じが妙にむず痒くてそりゃ12人もいれば話がまとまらないのはわかるけどなんともやりきれない気持ちで見ていたの覚えてるなあ。この感想を書いている時にはツダマンを知ったあとなのでこういう書き方してしまうけど、吉田羊ってもしかしたら何にもない女に見せかけて全然そんなことない女やりすぎでは!?なんでこうも毎回ラスト5分で殴られているんだろうって思いながらそのままの気持ちを込めてこれからも作品見ることにします。というかちゃんとこれから自分に言い聞かせるわ。



◎「NAO-HIT TV Live Tour ver13.0〜L –fifty– 〜」
SNS時代、その荒波を上手にかわして顔の良さと愛される可愛げを武器に自由を手にいれた男、そう藤木直人のライブに行ってきました!!全部全力の褒め言葉です!!!!!!!
いや~~~~とにかく藤木直人という男のライブめちゃくちゃ楽しかったんですよ。どこの現場でもおたくが甘やかすのは仕方がねえと思っているんだけど、それ以上にスタッフとバンドメンバーとダンサーと事務所までもから甘やかされている男、すごかった。顔と名前が売れてる男が自由に好きなことができるっておもしろい。
間奏でルービックキューブを完成させるというトンチキ曲があるのを噂に聞いていて、それが見たくて即決したんだけどまさかダブルダッチがみれるなんて!藤木直人ダブルダッチ、すごかったんだぞ!曲の間奏で 突然ダンサーが緑に光る縄を2本持ってくる→赤い照明をあびながら緑に光るダブルダッチを飛ぶ→飛びながら縄跳びダンスをする ここまでがセットだったの、やっぱりちょっと頭がおかしい。もちろんこれは“間奏”なので、そのあと踊りながらラスサビにいきます。楽しい。ずっと手をたたいて笑っていた。顔の良いおじさんが一生懸命縄跳び飛んでるのすごく景気が良かった。
思っていたよりダンスナンバーが多くてその大半がおたくも一緒に踊れるような振付になっていたからずっと踊ってた。まさか久しぶりに踊りまくる現場がここになるなんて。会場がサンプラザ中野で終盤バズーカ出してきて2階の奥の方を指さして打つんだけど、2階の壁にすごい勢いで直撃する。バズーカ撃ちたかったんだな( ˘ω˘ )って気持ちになりつつこれ人満員まで入ってたら怪我人出てたぞ!?というくらいの勢いの直撃。ほぼ事故だった。おもろい。
ダブルダッチしたい!ピアノ弾きたい!岡崎体育に曲作ってもらいたい!湿布きもちーーーーーー!が全部許されるのは顔が良いからだぞ!!!と終わったあと酒を飲みながらけたけた笑ってた時間まで楽しかった現場だったな。



◎ 『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Rep LIVE side F.P》
2022年のトピック(詳しくは漆黒天の方で)第2位の男安井謙太郎の話をしています。久しぶりに出会ったらなんかすごいかわいくなってました。シブヤ、サイコー!!


8月
◎百物語
謎解きをしないと何もわからないという情報だけ入れて行ったんですけどほんとうに何にもわからなかったです!!!ラストみてわからなすぎて笑った。ここまで潔いと5周くらい回っておもしろい。
そもそも私自身謎解きが得意なわけではなく、お台場の頃から観ていたのはお芝居とダンスをメインで見ていたから なかなかキツい公演だったなあ。結果として友達から謎解きの話を聞いていてもやっぱり向いてなかったんだなっていうのを感じたので暫くイマーシブはいいかなと改めて感じた公演でもありました。
ただやっぱりダンスは見応えあったし、正直菅野さんが達也さんと同役なのにびっくりしていたので見るまで心配だったけど頑張って踊っていたので頑張ってるなあって思いました。なんせ物語が全然わからないせいで芝居の感想も良くわからないんだ………… 許してほしい。
物語はちゃんとあれどダンスを観に行ってるつもりだったのに演者全員が謎解きしている時間があって見渡してて面白かったな。さすがにその状況に二度見してしまったもん。これは悪口というより完全に私の適性のなさの話なのでここまで。永森くんのダンスが上手くて感動して、水島くんは元気に回っていたので元気になりました!またどこかでだずるくんと出会えたら!と思ったけど百物語ほぼだずるくんのこと見てないんよな…………



◎漆黒天
手持ちチケットが漆黒天くんのコロナでなくなり、公演再開後に足したチケットは私がコロナになって行けなくなったので配信で見ました。劇場には行けなかったんだけど2022年を語る上で省くのも違うかあと思ったのでここに感想残しておく。
2022年のトピックを挙げるとしたら1位梅津瑞樹2位安井謙太郎3位廣野凌大でした。本当は1位と2位入れ替えたい気持ちがあるんですけどなんとなくそれはしてはいけない気がするのでこの順位で。
事の始まりは友達と飲んでる時にふとTLに流れてきた漆黒天(映画)の舞台挨拶のうめつに被弾したことだった。うめつのことちゃんと認識したのもほぼこの時。その様子をみていた友達に漆黒天(映画)に誘われ、観にいき、出演時間5分も満たないのに終わったあとうめつの話しかして(いなかったらしい)おらず、気がつけば約半年以上戦い続けることになってしまった。そして未だに決着はついていない。何に喰らってるかって多分顔。すごい顔してますもんね。なんでこんなことになっているんだろう……………… という現在地点。これは自分でもおもろいのでちゃんと残してはおくよ。そして漆黒天の感想というか記憶はほぼ千蛇ちゃんと蔵近しかないのが悲しい事実。ながつの“あんちゃん!!!!!”可愛かったよねって逃げたいんだけど逃げ切れないのでちゃんと感想書きます。
なんかすごい顔をしていました!!!!!やっぱり誰かに対してのクソデカ感情抱いているの見ていられないよ。やめてほしい。本当に申し訳ないんだけどこれ以上の感想が思い出せなくてだな……… 漆黒天の全景映像、物足りなかったけど遠いことでの優しさを感じ、大阪公演のスイッチング映像は一生殺す気概しか感じなくてダメでした。大阪公演の映像に関しては確かCOCOON観たあとだっけな。色んな人間がTRUMPにうめつを出してほしいという話を聞いた後にみていたからずっとダメな顔をしていたのでダメでした!!!!!TRUM出たいって言わないでほしい………… おたくも本人も望んでいるらしい。嫌だ……… こんな、配信の映像で直視ができないことってあるんだなって思ってしまう。本当に良くわからない人間にぶち当たってしまった……… ほぼうめつの感想しか残っていないことも悔しいんだけどステージ上にずっとなんかいるので仕方なかったです。
全く本編の感想とは別の話だけど千蛇ちゃんのアイメイクが可愛すぎて最近は十八番の配色になったのは収穫でした٩( 'ω' )و あんまり役者さんのアイメイクを参考にすることはなかったから個人的に嬉しかったんだよなあ。うめつ現場の時にだけやらないように気をつけてる。理由は負けそうで嫌なので。
劇場で見られなかったのはやっぱり後悔だけどこればっかりは仕方がない。ただそのせいで初めて生身のうめつをみる機会が訪れたのはカレイベだったのすごい話だよな。


9月
◎Q:A NIGHT AT THE KABUKI
おすずの光を浴びて、松たか子の強さを浴びて、本の上手さを浴びて、ロミジュリの使い方に痺れました!!!!!
広瀬すずがいつか舞台をやる時は絶対に行こうと決めていたのに、初演のチケットをダブルブッキングしてしまった結果行けず、再演で念願叶ったのめちゃくちゃ嬉しかったんだよな〜。
とにかく広瀬すずが眩しくて。起き上がって光を浴びるすず、かぐや姫みたいだったな。天真爛漫で恐れ知らずの愁里愛の突き抜けるように放たれる台詞に酔いしれていた。ここ数年思い返してみればロミジュリが原案になっている作品を観ることが多かったからこそ色んなロミジュリに触れている気でいるんだけど、改めてジュリエットの台詞って罪がなくて真っ直ぐで届くものがあるなと感じてた。そしてこの真っ直ぐさが後の結末に大きく響いてくるの、残酷すぎる。上手だなあ、すごいよ!まさかここでまわりまわって「薔薇という名の花は名前を変えても 香りは変わらない」を残酷なまでにつきつけられると思っていなかった……… 愁里愛と結ばれるために捨てた名前しか最後に居場所がなくなってしなった瑯壬生、それを白紙の手紙に書き添え伝えるところまで含めて残酷すぎた。若い頃の過ちがこんな形で自分たちの身に降り掛かってくるなんて……… 名前を変えてもその人であることは変わらないけど、名前がないと自分の存在を証明することもできないし、そこにいるかいないかもわからない。簡単に捨てちゃいけないんだよな。ロミジュリのその後に待っていた話がこんなに色々の台詞を考えさせられるとは思ってもいなくて。すごい作品だった………



◎血の婚礼
一生芝居の上手い人間の芝居をみていてくらくらしていた。
内容的にはあらすじで書かれていたことしか起きないのでそれ以上の面白さはなかったな。これを須賀健太と達成くんでやっているのを見るのが新鮮で面白かった。1幕の場転が多すぎて集中力は持たないんだけどその代わり情報整理をする時間があったので言葉の数にしては追いつけていけたのでありがたかったり、だとしても暗転が多すぎたな。狭い空間での芝居だった1幕に対してガラッとセットが変わって奥行きを使う2幕の世界観の変化は良かった。2幕になっていきなりシェイクスピア感が増したので関係あるのかと思ってたけど特に関係ないみたい。相変わらず新鮮に達成くんの脚の長さに驚いていた。



◎薔薇とサムライ2
いや〜〜〜〜〜良〜〜〜〜〜〜い話だったな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
世代交代とか、継承とか、若い人たちのことを認め育てていく強さとか、見守るだけではなく必要な手の貸し方とか、それでいてしっかり薔薇とサムライと五右衛門ロックの続編という立ち位置はブレないの、めっっっっっっっっちゃくちゃ上手で見るたびに溜め息をつきながら良い話だったなと酒を煽ってしまう。それもこれも天海祐希の包容力と古田新太の強さなんだよなあ。
この冬、天海祐希に抱かれてしまった。格好良くて大好きだ。
良い話すぎて良い話ですとしか言えないんだけどやりたい放題すぎだよ。いくら記憶がなくなったからっって、トート閣下を爆誕させてはいけない!!!!!!ありがとうございました!!!!!!ライビュの時に思わず映画館全体に黄色い声が響いていたのとても良いものだった。声が出てしまうほどの格好良さ。めろめろだよ。
今回新潟にも行ってそこで食べた栃尾揚げがめちゃくちゃ美味しかった〜〜〜〜〜〜〜〜


10月
エリザベート
前回公演ぶりだったが想像していた以上にどろっどろした作品でびっくりしていた。出てくるキャラクターみんな全体的に成長が足りていない。こんな話だったけ?って座席で震えていた。
ちゃぴさんのシシィは綺麗で元気で信念のブレがなくて人生の重ね方に説得力があってすごいなあって改めて感心してしまった。歳を重ねていくにつれてドレスに色がなくなっていくの、もちろん年齢だったり外見の変化なんだけど、それと一緒に感情が活発に動かなくなっていくのとリンクしていくように見えて、美しさを失うことは自分を失うことになっているのを感じてた。だからこそ1幕最初の身体を動かすことが大好きでパパになりたいシシィのきらきらさが眩しいんだよな。
田代万里生フランツ涼風さんゾフィの組み合わせ、完全に悪いのは田代万里生のマザコンっぷりだったなあ。どんなにシシィの味方になったとて絶対いつか裏切る顔をしていた。そんなマザコン息子に育てたのはゾフィなんだけど、涼風ゾフィは 子育て>政治 だったのでそりゃママのこと大好きになうよなあ。仕方ねえけど!!!!さあ!!!!!もう1回みたのが佐藤さんフランツ剣さんゾフィでこっちは対して 政治>子育て で自分で国をうごかしたいからこそ過保護に育てすぎたんだろうな、フランツはゲージの中で走り回っているハムスターみたいだった。ずっとピュアにシシィのことも国のことも考えていて可愛いいきもの。佐藤さんのフランツだったら出会う形が違えばちゃぴさんシシィと仲良くできただろうなあと思う。ここの組み合わせを楽しむ日がくるとは思わなかったけどめちゃくちゃおもしろかったなあ。
古川くんのトート、ずっと気持ち悪かったんですけど(褒めてる)目ギラギラさせながらシシィのこと追いかけていたのにラストシシィが自分のものになった瞬間にすっごい興味なさそうな表情していたのが忘れられなくて。こんなところで「生きたお前に愛されたいんだ」が回収されるとは思ってもみなくて放心状態になってしまった。シシィの命を奪う寸前まではイキイキしていたからこその衝撃だった。
またいつか再演があったら観にいくけど次はどんなマザコン男が爆誕しているのかをわくわくしてしまいそうな今回のエリザだったな。



◎キンキーブーツ
私は三浦春馬のローラを観られなかったことをこの先ずっと悔やみながら生きると思うんですけど、そういう感情とは全く別のものとして、城田ローラ綺麗すぎて満足度がめちゃくちゃ高かった!!!!!!!
ローラ登場から黄色い歓声をあげたくなりながらみていた。ローラ、綺麗よ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
可愛くて綺麗で格好良くて強くて大好きだ。それにしてもデカい。元気になるデカさだしそもそもがデカいのにヒール履いてるから色んな意味を含んだ“”“異色”“”感が強くて良かったなあ。
サイモンになった時の猫背の感じとか小さくなり方がなんだか城田らしくて嬉しくなっていた。ローラ良い女で惚れてしまうわね。
公演観た後に三浦春馬の映像もみてたんだけど、全然違うものでローラを引き継ぐ人間としてこれ以上ない人選だったんだなって改めて感じていた。やっぱり岸谷五郎の人を見極める力ってすごい。城田優にしかできなかっただろうなっていう説得力も込みで最高のキンキーブーツだったなあ。少しだけ悔やんでいた気持ちが晴れたので今回見れて良かったな〜。次は一緒にRaise You Upを踊りたい。華やかでゴージャスでスパンコールぎらぎらな世界、あまりにも好きな世界観だった。ローラとエンジェルスちゃんたち可愛くて綺麗で素敵だったわ〜〜〜〜〜



◎日本人のへそ
日本人のへそ、タイトルは聞いたことがあったんだけど見るのは初めて。想像以上におもちゃ箱をひっくり返した世界観になってて見ていて楽しかった。原色ががちゃがちゃしているの好き。音楽劇のような作りになっていたけどそれと同時に日本語遊びをしているみたいで楽しかった。そして当たり前体操なんだがみんな芝居が上手い。虚構の劇団初めてが解散公演になってしまったけど、パンフ読みながら色々大変なんだな…という何か言及できる立場でもないのでこれからまたどこかで機会があればみたいです。
座高円寺に立つうめつ、今後そんなに見られないだろうと思っているので今回行けて良かったな。遠くからみても近くでみてもずっと顔が綺麗ですごすぎて正直それ以上の感情を抱くまでの境地に辿り着けていない現状。そして1人の人間に対して巨大感情を向けるの暫くやめてほしいです。2幕すごかったんだわ。なんか楽しかったんだけどずっと すごい しかほぼ記憶がない。なんでだろうね。円盤買ったので届いたらまたちゃんとみます。


11月
◎音楽劇『まほろばかなた』
若者の弾けとぶぎらぎらのパワーを真正面から浴びてめちゃくちゃ元気になった!!!!!!!
とにかくステージ上の若者たちがきらきらしていて純粋に舞台の上が!若い!!!となっていた。冷静に考えればこんなに平均年齢が若めの作品あんまり見てなかったんだよなあ。今年色んな作品紹介して観ていて若俳現場結構向いていることに気がついた。というか楽しい。新しい気づきだ。
阪本奨悟くん、とにかく真ん中に立つ力が強くて、一際輝いていて高杉晋作としての説得力があって帰り道に阪本奨悟くん………すごかった……………光ってた………………と呟きながら帰る不審者になってしまった。透けて見えなくなってしまいそうなのにそれでも失われない輝きと存在感とオーラみたいなものが伝わってきた。本当に見れて良かった。ポスター見て機会があれば行きたいなって気持ちがあり、たまたま時間もできたので行ってきたんだけど、軽い気持ちで観に行くには大きい作品すぎたな〜。良いものだった。学生時代日本史とってたはずなのにほぼ歴史の知識がないことにも最近気がついて愕然とする日々を過ごしているのでそろそろちゃんとお勉強しなくちゃね、と自分に喝を入れました。2023年は歴史のお勉強がしたいです。
廣野とことみちゃんのカップルが可愛くて、この2人の関係性が好きだったな〜。飴と鞭が上手に使えているというか、なんでもかんでも甘やかさない女が良かった。


12月
◎はじまりのカーテンコール
安西慎太郎の芝居がみたくて軽い気持ちでチケット取ったら2時間ずっとべしょべしょに泣いてしまった。なんかもう泣きすぎて良し悪しの判断すらできない状態だったんだけど、見てるときの精神状態とこの作品の持つ力みたいなのが作用したんだろうな。なんか、すっっっごかった。
みんなのヒーローで真ん中で輝くりょうがあまりにも綺麗すぎて眩しくて、後半りょうが出てくるたびに決まったように涙腺が崩壊していた。「僕はみんなの想いでできている。」と握りしめたノートと拳の強さよ。背負っているものも覚悟も大きくて重くてその感情の大きさに支えられていたのも自分の支えになっていたのも感じていたからこそその存在がいなくなってしまうのずるいよなあ。きらきら輝いてみんなの希望の星になる安西慎太郎がみれて満足だったよ~



◎ 『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Bad Ass Temple VS 麻天狼》
ナゴジュク観る前にtrack3観てなんか好きそうな人間がいる、と思いながら見て見ぬふりしてたんだけどダメだった。私にはせっそーちゃんと廣野を愛でられる才能があるし、なんてったて身体が使える(敗北ポイント)。ここまでくると、わかりやすい話すぎて恥ずかしい。どうしたってちっちゃい人間が可愛くて仕方がない。ちっちゃいものは偉いのだ。というわけでひろの、2022年トピック堂々の3位です。
空劫にとって丁度良い長さの棒(マイク)を与えられて好きなだけ振り回しているの最高に良い画すぎるんよ。現地に行くの配信みてから決めるか〜くらいの気持ちだったのにせんせーと向かい合ったときにびっっくりするくらい小さくなった瞬間をみて叫んでしまった。そしてあまりにも刺さりすぎてそのままチケット取りました。生でみるせっそーちゃん、あまりにも身体の動かし方が好きすぎて座席で奇妙な声を上げ続けてしまった。センターが小さいの俺得すぎないか………… それでいて芝居まで上手いもんだから……… せっそーちゃん最高に良かったぞ………… 仲良し大作戦の必死さが可愛くてたまらなかったな〜。廣野だけではなくいでたくさんも鮎川太陽も含めて自由人が多くて見ている分にはめちゃくちゃ楽しかった。名古屋をこんなに愛でることになるとは思わなかったけど。3人並んだ時にせっそーちゃんがちっちゃい時点で脳が沸騰してしまうので完敗なんよ。
寂雷と獄の関係性絶妙に生きている場所が違うの、鮎川太陽青柳塁斗というキャストのハマり方がそれぞれに上手に出ていたのすごかったなあ。だいたい獄みながらせんせー(>_<)してたんだけどせんせーも大概だったしお互い様だからなあ。旧知、なんだかすごい関係だった。あとギリギリのラインで青柳塁斗が闇堕ちしないの理解すぎて面白かった。
結果として私はライブパートのB&Dラスサビダンスで脳がぐらぐらに揺らいでしまい、ずっとせっそーちゃん………とぼそぼそ言うしかできない人間になってしまったのでした。あーあ。



◎ツダマンの世界
行こうか迷い、行った友達に背中を押されてみたら吉田羊に殴られてほとんどの記憶が吹っ飛びました!!!!!!!!俺は吉田羊が!好きだ!!!!
どこか物語から置いていかれてるな〜という感覚がずっとありつつ見ていたらその気持ちをラスト2分で吉田羊が全回収してくれたんだ。すごい。すごすぎる。ぼーっとしていた脳みそにいきなり雷が落ちてきたみたいだった。霞んだ世界だったのにいきなり全ての焦点があったような感覚。どれもこれも見え方はカズさんと同じ視点だったから欲しい言葉は手に入らないし、投げた言葉は上手く受け取ってもらえなかった。ツダマンを始め、数さん以外はみんな文学に携わっている人間で、文学の世界の感覚が元々備わってるor触れてきている人間に対して、その感覚が0の数さん。言葉というコミュニケーションツールはみんな持ち合わせているのにそれが使いきれない気持ちがわかるから、結果として心の拠り所にして見ていたんだろうな。この感じもそれこそラストまでは明確にわかっていなくて、ラストの「私は文学がわからないから」でガチガチって綺麗にピースが嵌ったんだ。噛み合っていなかった歯車があの一言によって綺麗に嵌ったの気持ち良すぎて“揺れ”たんだよなあ。生きているうちにツダマン本人にあの言葉を放てる数さんの強さに惹かれてしまう。作家の妻という立場であの言い方ができるのすごいよ。吉田羊だったからなのもあるとは思うんだけど吉田羊のフィルターを通してみるツダマンの世界面白かったな。しかも別の種類ではあるが強い女でもう1人いるのが江口のりこでこのキャスティングの上手さに悲鳴をあげそうになってしまった。吉田羊じゃなきゃダメだったし、江口のりこじゃなきゃダメだったもんなあ。私は見る前から初志貫徹で吉田羊に抱かれたかったし抱かれました。



◎禁猟区
初めての柿、初めての中屋敷さん。一回見てみたい気持ちでふらっと行ったら情報量の多さに圧倒されて気がついたら終わっていた。中屋敷作品だからそれはそうなんだけど冒頭から初速度速すぎて忘れていた。言葉の圧に気圧されて脳内処理が完全に追いつかなくなっていた。久しぶりにこれでもかってくらいの台詞量を浴びたので自分の言葉を吸収できる容量完全オーバーだった。ここまでの言葉の情報量があるの、初めての経験だったけど面白かったのでちゃんと自分の耳を慣らしてからまたみたい。面白かったんだけど完全に情報整理ができずにエンディングを迎えてしまった。次見る時の必需品はブドウ糖かな、脳フル回転させてみたいなあ。



◎笑う門には福来・る祭 明治座でどうな・る家康
武~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
まさか嵐のライブがないこの年にあの煽りが聞けるなんて思わなくて客席で1人1人が挨拶を始める度に奇声を発しながら座席に埋もれていた。しかも明治座で。こんな近い距離であれはダメよ。でもホンモノみたいに聞こえてしまったんだもの。発声禁止が辛かった、許されるなら「会場みんなを幸せにしてやるよ」のマツモトに黄色い歓声投げたかったし、石田くんの「はぁ〜〜〜〜〜い!」にだって答えてあげたかった。あんなほぼアウトなことをしていてぎりぎり許されている(?)の不思議で仕方ないけどこれに関してはありがとうな!!!!と言うしかない。まさか嵐のアクスタを手に入れる前に武のハワイ衣装のアクスタを手に入れることになるなんてね………………
1部!平野良!!!とにかく!!!芝居が!!!!上手い!!!!!!!!!!!!!るひまくん、今までポスターは見ていたんだけど実態がわからない作品のひとつだったんだけどまさかあんなシャブみたいだったとは思わなかった。芝居が上手い人間たちによる芝居とコント、そんなん好きじゃん。楽しくて仕方なかったよ!!
平野良、動きがあるところはもちろんなんだけど、静のときの圧がすごすぎて圧倒されていた。表情と声色で表現ができるってすごいよな。真ん中に立てる人間だしそれだけの説得力があってなおかつ器用にいろんなことをこなせる人間なんだなというのを感じてた。安西慎太郎はほんとに誰かに巨大感情を抱き、殴られるのが上手い。主の暴走にまで結局付き合ってしまうところまでなんだか……… あの一瞬光秀に意見するけどすぐ了承するあの間の葛藤凄かった。それにしてもビジュアルが優勝していた。石田三成…………………
4時間(半)公演ずっと出演者に芝居でも笑いでも圧倒されていた。楽しかったのでまた来年もいきたいな~~~ とりあえず、松田岳の織田信長がみたいので大阪公演の配信買います。



◎SUPER HANDSOME LIVE 2022
いや~~~~~最高の現場納めをしてしまいました!!!!!!!!!
ステージ上でずっっっと楽しそうに歌って踊って飛び跳ねてみんなとわちゃわちゃする平間くんがきらきらしていて、そんな姿を3時間弱も見ていられるなんてあまりにも幸せすぎる空間でした。ご褒美だ。とにかく平間くんのダンスが大好きな人間なので、踊っているときの溢れ出る"楽しい!!!!!"に良い意味で毎回元気を吸い取られてしまう。終わったあとはへとへと。それがハンサムなんだろうな~っていうのを感じていた。私も負けじとうちわも双眼鏡も放り投げて踊り狂っていた。平間くんをみながら踊る親孝行、多分1年でいちばんカロリーを消費する時間である。
ハンサムライブは1年の感謝を伝えるイベントということは理解しているんだけど、ハンサムたちからと客席にいるおたくの感謝を伝える/楽しむというお互いの熱量がすごすぎて会場が熱気につつまれていた。終わったあと外にでたときが気持ち良くなるくらい熱い空間だったな。最後の挨拶を聞きながら今回のハンサムの発起人が平間くんだったのには驚いた。なるほど解禁初っ端名前が上がるのも理解。平間くんのハンサムにかける巨大感情が私が想像していた以上に大きくて、これからも大切にしていきたい場所なことを感じて改めて私もハンサムを大事な場所にしたいなって感じました。ハンサムでしか見られない姿ってあるんだよなあ。ハンサムたちと集まったおたくたちの気持ちのベクトルが全員同じ方向を向いているからこそ生まれる熱量と空間だから特別な場所になるんだよな。
平間くんのダンスがとにかく好きなおたくなのでホワセレでソロダンスがみられるなんて思わなかったもんな。secret kissもそうだったけど平間くん天才的にダンスが上手い!!!!!!!表情管理が完璧で綺麗さに合わせて大胆さもある。あまりにも好きな動きがつめこまれている。基本的に重心が低くて歩幅の広い人間のダンスが好きなのでそういう意味ではハンサムサンバの振付レクチャーでちょっと本気っぽく踊った瞬間に蕩けていた。そこに表現力がプラスされているので無敵すぎる。お芝居と出会い"表現"を身に付けたダンス、見る度にアップデートされていく彼の表現にこれからも頭が上がらずについていくんだろうなってそんなことを感じていたりしました。
今回のハンサム、踊れる人間たちが若手にも多くいたから、ホワセレと春の街、あの演出だったんだろうなあ。歌って踊ってだけどどうしてもダンスがメインになってくるところ、昔から結構容赦なくて好き。新原くん若さがみなぎっていてよかったんだよな。バレエとかコンテンポラリーとかが得意なイメージだったんですけど、HIPHOPもちゃんと踊れるし指先足先まで綺麗で上手い。新原くんのダンスを見てるとハンサムのダンスリーダーになれないのが悔しそうな感情まで伝わってきてそういうところもなんだか愛おしくなった。お芝居にもっと触れて表現力の幅を広げて引きができるようになった未来、化学反応起こりそうで楽しみ。それこそ2016を擦り続けているのでこの時に新人だったおおたまさんとかとみけんさんとか、2020で新人だったかなたくんなゆたくんが客席煽りしていたり、余裕をもって楽しんでいる姿をみて成長を感じ、ハンサムの楽しみってこういうところもあるのか~とにこにこしている。ハンサムでしか出会ってこなかった人たちも、逆を返せばハンサムでまた再会できるのでそういう意味でも年に1回集合できる大事な場所なんだよな。
平間くんのハンサムに対する激重感情をダイレクトに浴びてしまい、もちろん大切な場所にしているのはわかってはいたけど私の想像を超えたところまで感情が大きくなっていて、それをこのタイミングでしっかり言葉にして伝えてくれたの嬉しかったな。年々涙腺が緩くなっているのを見るのも愛おしくなってしまう。平間くん、来年もよろしくね。で、ichibanを踊ってくれ。




はい、終わり!今年は27作品44公演(イマーシブは除く)でした!
体感もっと色々見ている気でいたので意外と少なかったんだなあって印象。これはお台場通っていたのとあとは友達と鑑賞会やら円盤とかで色々みていたからだろうなあ。劇場でみたものとしてのまとめなのでここでは感想書いていないけど本当に2022年は色々みた!そういう意味でもすごく充実してた1年だったなあとにかく楽しかった。
2023年は現場が広げながら色んな作品を見たい!まずは刀ステを履修するところから始めようと思います。あとコンスタントに文章を書く。もうこんなに溜めたくない!ちゃんと毎年末にはまとめたい気持ちがあるのでね。その時には2万字オーバーはやめたいわね。