落とし物箱

出会っちゃった人たちの話がしたい

GHOST 〜奇跡がたくさん降ってくるお話〜

 

 

 

 

※シアタークリエでの公演が終わった後に書いていたものを大幅に修正しました

 

 

 

余韻っていうのはいつまで持つのでしょうかね。この余韻にずっと浸っていたくて。まだ新鮮な記憶が残っているのは嬉しいけれど、時間とともに記憶が薄れていってしまいそうで悲しい。なので記憶がまだ残っているうちに書き留めておくよ!平成最後の夏にふさわしいくらいに没頭できて楽しくて仕方のない沼にまた飛び込めました。

GHOST THE MUSICAL

今年の夏はすごく暑かったけれど、そんな暑さを吹き飛ばすようにシアタークリエ、そして大阪久留米刈谷には冬の風が吹いていた。終わって欲しくなかったけれど、厳しい冬も春がくるのを止められない。この暑い夏も秋がくるのは止められないんだ。夜は必ず明ける。

 

 

さて、そんなゴースト。

1990年に公開されたアメリカの映画。それがブロードウェイにてミュージカルとして上演されていたものが日本版として初めてシアタークリエで上演されました。初めてっていうこともあって、本番までにたくさんの苦労があったことは様々な媒体でみなさんお話されていたし、千秋楽の最後、座長の言葉にもあった通り本当に大変だったんだと思う。色んな人の想いがたくさん詰まったこの公演。

 

初日の完成度の高さにはびっくりしたし、回数重ねていく内により良くなっていく姿にも衝撃を受けた。何より推しである平間くんの演技にたくさん殴られ続けた。気が付いたらチケットが増えていたし、気が付いたら日比谷の街に、刈谷にいた。そして気が付いたら私の貯金も底をついていた。カネての努力。それでも後悔なんかしてない。オダメイは私たちに素敵な出会いを届けてくれたんだよ。

こないだ久しぶりにステアラに行った時に私はこの夏で日比谷という街に飼いならされてしまったことを感じた。*1日比谷って恵まれてるんだよ。劇場には地下から直結で行けるし、すぐ近くにはコンビニがいくつかあるし、カフェもあれば飲み屋もある。なんならいきなりステーキだってある。*2なんて恵まれた街なのか。ちなみにステアラは関東荒野なので何もない。いや最近はチームラボとかあるね。もう少し歩くとちょっと頭のおかしいぐるぐる回る舞台もあるからみんな見に行って!あ、あと豊洲市場もついに動き出したね!ってそんな話はどうでもいい。

そんな恵まれた日比谷に2018年夏、ゴーストが舞い降りたんです。お化けがたくさん出る街、有楽町1-2-1。そう、シアタークリエ。

 

この際何回入ったかは忘れよう。全部が楽しくてずっと幸せだったんだ。GHOSTに通っていたからこそ得られたものがそこにはあったと思う。

 

 

前置きが長くなってしまった…

さて、シアタークリエでの1ヶ月間の公演が終わって全国ツアーも大阪久留米刈谷と3ヶ所を巡って大千秋楽を迎えたGHOST。たくさんの幸せをくれて、たくさん舞台の上から殴られたのでその思い出と今の気持ちを残しておきたいから書く。

 

 

GHOSTの公演があることを知ったのは髑髏城の七人Season月の公演中だったっけか。確かそれくらい。私が平間くんの沼に入りかけたとき。髑髏が終わったらGHOSTやるのか、へ~。くらいに思ってた気がする。GHOST自体、原作になった映画は見たことがあったし、内容も結末もなんとなくだけど覚えてはいたのでカール役って聞いたときにはどんな風に地獄へ行くのだろうか、とか、舞台だとどうなるんだろう、くらいにしか思っていなかった。髑髏の次はGHOSTと思ってたらトマトがあって、さんえるイベントもあった状態でチケット先行が始まっちゃったからその時点でチケット買えるお金はなかった。一般発売で必死に格闘してなんとか手に入れてた状態だった。だからまさかこんなに行くことになるなんて…

初日も当日までチケットを持っていなくて、その日にお誘いいただくことができて入ることができたので本当に奇跡のような初日だった。奇跡の物語の始まりと同時に私にも奇跡が舞い降りたんだと思ってる。

 

初日、とにかく感動した。初日ならではの空気も相まって、また素敵な作品に出会わせてもらったな、と初めて見て感じた。そして改めてシアタークリエの劇場の良さを噛み締めながら見てた。大きい劇場でみる舞台も良いけれど、小さい劇場で見る舞台の良さだってたくさんある。クリエの音響の相性の悪さは仕方ないことだとして。森クミさんのナンバー、あまりに迫力がありすぎて全然聞き取れなかったんです、すみません。ただ何回か入ると耳が慣れてきたのか、音響が良くなったのか全部の歌詞、セリフが聞き取れるようになったので気にならなくなりました。刈谷市総合文化センターは森クミさんにも湊さんにも負けない音響が揃っていて耳が幸せだったな… クリエさんごめんなさい……

 

個人的な見方があまりにも偏りすぎてて、物語の感想を正直に言うとカールがどこまで人間らしさを持ったまま黒く染まっていってしまうのか、とか、カールの過去にはどんなことがあったのか、みたいなところに焦点あてて見ていたところがあったので純粋な感想が大きくでてこないのが悲しいってところが本音。

ただ、平間くんが千秋楽の挨拶で仰っていた”信じる力”。この言葉を聞いてストンとこのお話の根底が見えた気がした。どこまで人を、見えないものを信じることができるのか。ゴーストは素敵なお話だった。ある日突然大切な人を失ってしまったらどうするか。たくさん考えたし、私ならって置き換えて考えたりもしたけど結局どうするのかが見えなかった。このお話にはファンタジー要素もたくさんあるからもちろん現実では起こらないようなことがたくさん起こっている。けどそんなことは全然関係なくて、目には見えないところでどれだけ大切な人と繋がれていたのかということを問われていたんだと思う。サムとモリーは深いところで繋がり合えていた。だからこそお互いにその想いが通じ合えたんだろう。サムとモリーにはあって、カールになかったもの。それが信じる力。信じ合える人がいるってとても幸せなことであって、またみんな平等に当たり前にあってほしいものだなと私は感じました。それが難しいことなのはわかっているけれど。それでもこの信じる力の大きさを改めて教えてくれたのはGHOSTだった。サム、モリー、カールそれぞれにそれぞれの事情はあったにせよ、みんなが自分の人生を背負いながら懸命に生きていく姿をステージから見ることができて、そして奇跡が重なり合って生まれる素敵な物語。この夏に見ることができて良かった。

 

 

 

 

 

 

  サム / 浦井健治

サムが浦井さんで良かった!!たくさんのありがとうを伝えたい。

今回のGHOSTで浦井さん初めましてだったのですが、浦井さんの凄さをたくさんステージから見せつけられた。私自身が物語を見る上ではカール目線で見ていたことがほとんどだったのでサムのことまではしっかり見られていないのですが、浦井さんのサムだったからこその表現とかたくさんあったんじゃないかな、と思ってる。モリーと2人でいる時のあの幸せな空気感。自然と見ているこっちまで笑顔にさせられる懐の深さがサムにはあって。個人的にはカップルがどれだけ幸せでいるように見えるかって彼女がどれくらい幸せなのかが大事なのではないかと思っていて。2人のモリー、すごく幸せそうに笑ってた。だからこそサムも幸せだし、見ている方にもそれが伝染してくる。このモリーが幸せそうに笑えるのってサムの存在の大きさがあるから。頼れる人がいる女性は強い。これに関してはモリーのところで詳しく書きます。その女性の強さを上手に出してあげられるサムは浦井さんしかいなかった。浦井さんでほんとに良かったなとずっと感じておりました。

カールとの親友であり兄弟のような仲の良さも公演を重ねるたびにどんどん深くなって。浦井さんと平間くんの仲の良さと比例するようにサムとカールの仲の良さが板の上にも出てきていた。初日はみんながセリフ然としていたOPの今ここでまでの流れがあれだけナチュラルに感じられるようになったこと単純にすごいと思った。どっかの公演でいきなりナチュラルになったからびっくりしたんだよな。仲良しなのが舞台の上からも感じられるサムとカールの関係性が大好きでした!

サムってものすごく思いが真っ直ぐで死んでからも必死に生きててほんと格好良いんですよ。大切な彼女を守るために奔走してもがいて。こうなってしまうことが見ている方はわかっているから、OPでカールにかける「5年後お前もここの隣に引っ越しておけばなって後悔するよ」ってサムのセリフが観劇を重ねるたびに切なくなった。そんな未来がくることをこの時は3人全員が信じていたしその未来がこないなんて疑いもしていなかった。ここからのモリーの曲で「手放す時が来てるとわかるの、理解してる。彼との未来は決してこない、もう」って聞くとOPからの未来が見えたアンサーみたいに聞こえてきてより切なくなるんだ。みんなが笑って過ごす5年後も見てみたかった…

サムの表現、心の声ってゴーストになったからこそ全部を言うことができるから、大きな変化とかはなかったと思う。多分。私が吸収できるくらいのキャパがなかっただけかもしれない。ただ、カールが自分を殺した黒幕だってわかった時のサムの歌い方が初日近辺はカールに対する怒りが先にくるような表現だったのが、後半になると嘆くような表現に変わっていたのがすごく刺さった。信じていた人に裏切られて、怒りよりも信じられない…なんで…っていうような歌い方で。サムはカールのことを慕っていたし大事に思っていたんだ、ってこと改めて感じた。

そして人生は突然変わる。カールがモリーの家を訪ねてサムが「カールは人殺しだ。入れちゃダメだ。」って伝えるシーン。刈谷公演ではこのサムのセリフが"そいつは人殺しだ。人を殺したんだ!"って改めて言い直したんですよ。鳥肌が立った。人殺しだ。と人を殺したんだ。意味は全く同じなのにしっかり言い直すことでより伝わってしまうのはどうしてなんだろう。事実を大声で叫ばれると思考が停止させられる。カールを指差しながら叫ぶ「こいつは人を殺したんだ!」がモリーを説得したい想いの強さとか、改めてカールは悪い奴なんだってこととか、色んなことがこの一言だけで一気に思い出させられる。それでも届かないサムの言葉がまたもどかしい。モリーを守りたいサムの思いの強さ。

ただ最後までわからなかったのが、闇に引きずり込まれるカールが「サム、助けてくれ!」って伸ばした手をサムが「俺に掴まれ!」ってカールの手を取るところ。どうしても最後までわからなかった。カールが黒幕だとわかってから悔しさ憎しみがサムの中でたくさん轟いて怪奇現象仕掛けた時には"お前は埋められるんだ"ってカールの計画が失敗した時にどうなるか予言するような言葉を使って脅す。それなのに、最後カールが闇に引きずり込まれる時にはカールの手を取ってしまうのがサムなんだ。ずっとなんでなんだろう、って思ってた。あんなにカールのこと恨んでいたのに。ただ、えんぶ*3で浦井さんのインタビューの中で少しだけこのシーンに触れられていて。それを読むと浦井さん自身もしっかりはわかっていなかったんだな、って。サムにとってカールは恨むべき憎しみを抱くべき存在であるのには変わらないけどそれと同時に親友であった事実も変わらない。カールの優しさとか良いところをきっといちばん知っていたのがサム。そんなサムが目にしたカールのラストに反射的に手を出した。やっぱり憎しみきれなかったんだろうな。っていう私の解釈なんだけどここは結局噛みきれずに終わってしまった… 浅はかな解釈悲しすぎ… でもサムの表情まで見られる余裕が私にはなかったんだ、なんせカールさんのラストだったから… 言い訳すみません、どなたか素敵な解釈お持ちの方いらっしゃいましたら私にその解釈聞かせてください!!

そして最後に。浦井さんにはほんとに稽古期間から平間くんと仲良くしてくれてありがとうございました!!ってことを大声で伝えたいです!!!観察日記最高でした……!!!平間くんはメタルマクベスdisc3観に行くんだよ、そして浦井さんは観劇にきた平間くんと写真を撮ってブログに載せてください。仲良しなサムとカールください…… 最後の思い出に……

 

 

 

 

  モリー/咲妃みゆ

ゆうみちゃんのモリーって全部に全力なの。それがすごく可愛くてサムが守ってあげたくなるのがすごくわかるモリーだった。とりあえず言わせてくれ… ゆうみちゃんとにかく可愛い!!!!!ほんとに可愛いモリーだったんですよ。先程も書いたけど全てに全力なの。幸せの中にいるときは全力で幸せに浸っているし、悲しい時にはとことん悲しんで、落ちるときはどこまでも落ちていく。良い意味で「無邪気」って言葉が似合うモリーだった。まだ世間のことを知らないモリーがサムとの出会いと別れを通して幸せ、楽しさ、寂しさ、悲しさ、辛さ、悔しさ全部を初めて体験したような、そんな子どものようなところも垣間見えた。だからこそサムとのカップル像は大人なカップルというよりは、等身大の、自分たちの想いが通じ合っていて幸せの中にいる2人なんだ。

 

  ⚪︎頼れる人がいる女性は強い

※これはモリーをみてとても強く感じたのですがまたゆうみちゃんモリーと秋元さんモリーではニュアンスというか、感じ方が全然違うんですよ。2人を比べているわけではなくて。どっちも素敵だぞ!って話とこの2人のモリーに感じていた違いを個人的にまとめておきたいので、あとで秋元さんのところでも同じお話しますね。

この女性の強さを感じるのって最初のサムとの家具のやり取りなどのOPシーンと人生は突然変わるが一番見えてくるのかなと思っていて。ゆうみちゃんモリーにとって「頼れる人」「寄りかかれる場所」っていうのはもちろんサムであることに変わりはない。サムがいるから仕事も頑張れるし、笑顔でいられる。そして何よりどこにいても強くいられる。サムという頼れる人がいて、寄りかかれる場所があるからこそ、より大きな存在としてモリーがいられる。その頼っていた人、寄りかかっていた場所が一瞬にして無くなってしまった。そうなるともう強くもいられなくなってしまうし何も手をつけることができなくなってしまう。サムの殺害の時の銃声。あの音にすごく怖くなって耳を塞いで反射的に目を逸らしてしゃがみこむ。その姿に普通の女の子だったってことを改めて感じさせられた。そして変わり果てたサムの姿をみて今まで大きな柱に支えられて立つことができていたモリーがみるみるうちに細い線に変わっていって1人では立てなくなってしまう。そんな細さがモリーにはあった。ただモリーの中での「寄りかかれる場所」っていうのは、サムであることは確かなんだけど、サムともう一つ、自分では意識のしていないところで「自分自身」の中にもあったのではないかなと思う。サムを失ったことでこの寄りかかれる場所の多くはなくなってしまったんだけど、それが自分の中にもあったから、モリーはなんとか1人でも立っていられる、芯のある女性に見えた。

人生は突然変わるでカールの言葉はモリーの中に入っていくの。これもゆうみちゃんモリーだからであって。サムを信じてみたけど警察に行ったことで結局信じた自分が馬鹿だった、と自分を責めてまたサムを失う。そして込み上げてくるのが怒りだったり悔しさ。ひたすらに堕ちていく。モリーは堕ちていくところまで堕ちていった。気分転換にラジオをつけて、ろくろを回すんだけどそのろくろすらしっかり回せない。サムとの思い出の曲を聴いて思い出してしまうとどうにもならないくらいの寂しさに襲われて。枯れるほど泣いたはずなのにまだ涙が出てくる。そこに現れるのがカール。カールの「今ここで、愛を信じるんだ」って言葉。これはモリーのサムへの愛を信じてあげてほしい、って言葉だと思っていて。カールもモリーの姿と壊れたろくろをみてサムのことを思っていたことがわかったんだと思う。この言葉でモリーの中のサムへの気持ちの整理とか少しだけついたんじゃないかな。どこかで"手放す"きっかけは作らないといけないから。それが無意識の自分ではわかっていた。そして手放すのと同時に頼れる存在がないと立てないから、カールの優しい言葉たちが染みるようにモリーに入ってくる。写真を落とされて、サムに引き戻されるんだけど強引に帰るカールのこと、引き止めようとしていた時もあって。モリーはカールのこの行動、言葉に罪悪感みたいなものは感じてなかったんじゃないかな。少なくともこの行動をしたカールを責めるようなことはしないと思うし寧ろ感謝していたかも。あのあと電話でのモリーの声がものすごく明るいの。手放す時がきていることを理解して、新しい人生を生きていく歩み始めようと前を向いている。

サムを失って、カールの言葉にきっかけをもらって、なんとか踏ん張って立っていたところから自分1人でしっかり立てるようになる。サムがいなくなってしまったことをちゃんと理解できたんだな、とモリーから感じた。モリーにとっての「頼れる人」のところにカールが少しずつ入り始めていたのかもしれない。だから明るく前を向けたんだ。それもこれも寄りかかれる場所を自分の中に作っていたから。この場所があったから、ゆうみちゃんモリーはサムを失っても芯のある女性に見えたのかな、と。

 

色々書きましたが何よりゆうみちゃんモリーの高音の安定感と公演を重ねるたびに増す歌い方の変化がほんとにすごくて。大千秋楽の公演、もう何度も見ていたはずなのに鳥肌がとまらなかった。モリーの内から出てくる感情にたくさん震わされてた。間の取り方が上手で感情がより乗ってくるの。今回のGHOSTで初めましてだったのですが、とにかくすごい人なんだな、っていうこと感じた。ファンになっちゃう秋元さんの気持ちめっちゃわかる。だって私もファンになったもん。モリーのときはあんなにしっかりしていたのに、カーテンコールや挨拶になると今まで隠していた緊張とかが全部出てきて、大千秋楽の公演ではモリー2人そろってずっと泣いてるの。なんなの、可愛いなの?私ももらい泣きしちゃった… そしてクリエでの公演終盤くらいから浦井さんとラスト2人ではける時、必ず浦井さんを立てようとする姿に毎回ときめいてました。とにかくゆうみちゃん可愛い……… 地方公演では木南のお姉ちゃんと凜子ちゃんと3人でわちゃわちゃカフェ巡りしてるの可愛いし、GHOST終わってディズニー行ってる三つ子ちゃんほんと可愛いくて癒されてます、これからもたまには3人で集まってほしいな、なんて。またどこかでゆうみちゃんのお芝居を観に行きたいな。

 

 

 

 

  モリー/秋元才加

サムへの思いが大きすぎて、だからこそ手を放してしまうとすぐに折れてしまいそうな繊細なさがあったモリーだった。サムと秋元さんモリーカップルは大人なカップな印象でした。なんだろう、お互いがお互いのことを全部わかった上で良い関係性が築けている2人。モリーはサムに対して「愛してる」の言葉を強く求めるけれど秋元さんモリーはサムが言葉にしてくれないことはどこかでわかってる人だと思う。それ以外のところでサムからの愛をたくさん感じていたし、それがサムの愛の形であることもわかっていたから。それでもその言葉を聞きたい気持ちが溢れると求めてしまう。でも求めることをできることがモリーには大事だったし聞いてくれるサムがいるのが2人の良い関係性だったんじゃないかな。大人なカップルだけど時にはお互い甘えられる、そんな印象です。

 

  ⚪︎頼れる人がいる女性は強い

モリーにとって、サムは「頼れる人」であり「寄りかかれる場所」として存在している。もちろんこの「頼れる人」「寄りかかれる場所」っていうのはモリーが"女性として強くいられる"理由の一つとして。OPで家具のやり取りとかギターのシーン、カフェでの仕事終わりのモリーを見ていると強く1人の女性、モリーとして存在できている。ただ突然サムを失ってしまう。モリーにとって強くいられる要因はサムの存在で、サムが全てだった。だから倒れているサムにかけよって泣きながら叫ぶ「お願い、私を1人にしないで!」って言葉がモリーの不安と焦りの大きさを感じてサムと一緒に一瞬にして今までのモリーまでいなくなってしまうような、そんな風にモリーは崩れていく。サムが全てだったモリーにとってそのサムがいなくなると心の拠り所がなくなってしまって、何にも手がつかない感じがまた改めてサムを失った現実と同時にあまりに小さくて弱い女性だったことを見ている方が突きつけられる。サムが全てだったモリーは彼を失ってからもずっとどこかにサムを探している。何をしていても頭にあるのはサムのこと。彼のことを考えている、思い出す、っていう気力でなんとか生きている。サムを思って歌うWith you。心の叫びがすごくて鳥肌が止まらなかった。強い女性だと感じていたのはサムがいたからで、強くいられる場所がなくなってしまうとふらふらと線が細くなってしまうんだ。人生は突然変わるでカールの言葉が刺さらなかったのはどこかにまだサムを探しているから。"馬鹿よね嘘が見抜けずに"って自分のことを責めるけど、2回もサムを失っても一瞬ですら彼を忘れられない。だから刺さらなくて、ずっとカールの言葉もどこか上の空で成り行き任せで聞いているんだ。それがカールにも伝わっているから、自分が写らない寂しい目をモリーに向ける。カールの「今ここで、愛を信じるんだ」って言葉にはカールの愛の方が大きく感じた。俺もいるよ、頼ってよ。っていう訴え。まあ届かないんですけどね、モリーには。写真を落とされてやっと現実に引き戻される。モリーにとっての彼の存在の大きさは多分誰にもわからないくらい大きいんだ。だからこそモリーはラスト、サムにお別れを伝えることができてよかったと思ってる。できてなかったらきっと前に進めるものも進めなかっただろうから。

 

秋元さんモリーのサムへの気持ちが大きすぎて見てる方が受け止められないくらいでほんとに大好きだったしサムが全てだった秋元さんモリーとにかく思いが真っ直ぐで秋元さんの右に出る者はいないと感じておりました。お芝居をしっかり見るのは初めてだったのですが、想像していた以上に歌も上手で初めて見た日のモリーの歌声に鳥肌がたったの忘れられない。歌の力の大きさまでまた教えてもらえた。秋元さんの強い女性なイメージがまた良い意味で崩されて楽しかった。大千秋楽、ゆうみちゃんと2人で並んで挨拶しながら2人で泣いちゃうWモリー可愛くて仕方なかったよ!!!

 

 

 

 

  オダ・メイ/森公美子

パワフルで可愛いオダメイは森クミさんにしかできません!ゴーストで個人的にいちばん好きなキャラクターがオダメイなんですよ。可愛いくて、ストレートで何より嘘がない。いや、職業的に嘘がないって言ったら語弊があるか。サムとのやり取りはまさしくオダメイそのもので何回みても飽きがこない。後半でやり始めた見えてるネタ最高でした!物語前半ではサムに非協力的だったのが後半になるにつれて、サムとの信頼関係だったり、モリーへの接し方の変化からオダメイの優しさがたくさん感じられる。ゴーストにいなされてレッドブル飲みながら仕事してるところまで可愛く見えてきちゃう。そしてあまりにもパワフルな歌声にずっと圧倒されてました。森クミさんのお芝居を拝見するのは今回が初めてで、ずっと生で歌を聞いてみたいと思ってたので念願かなってめちゃくちゃうれしかった。ゴースト配役見たときにオダメイが森クミさんだって知ったときは思わずガッツポーズしちゃったもんね。

最後にモリーを支えることができるのはきっとオダメイだけだから、サムが天国へ行ってしまってからも傍にいてあげて欲しいな、と思います。

 

 

 

 

  カール/平間壮一

カールについての詳しくはこちらをどうぞ!

(H31.3.4 読み返したところ妄想があまりにも酷かったためここで語ってたカールさんはフェードアウトさせました)

 

 

人間らしさがたくさんあって、黒く染まってしまうというよりは染まらないといけなかったカール。とにかく毎回見せる顔が違いすぎて一言で表すことはできないんですけどそれがカールの魅力だった。大千秋楽の一撃は忘れない。あの一言で地の果てまで突き落とされた。そういうところ、大好きだよ!!!

 

 

 

 

以上私のGHOSTの感想文でした!!

あ、ここではメインキャストさんのお話しましたが、公演中にGHOSTカンパニーが大好きになってしまい、アンサンブルさんのお話もしてますよかったらこちらも合わせてどうぞ。

GHOST 〜アンサンブルキャストさんたちのお話〜 - 落とし物箱

 

 

この夏たくさんの幸せと奇跡をもらったGHOST。全部で何回入ったかなんて回数で表すのはもったいないくらい、いやその回数以上の幸せが私の中にはたくさん残りました。

またいつか、シアタークリエで見られたらいいな、と思いながら。ただこのキャスト、スタッフさんが揃ってのGHOSTはきっとこれが最初で最後なんだと思うと寂しい気持ちもありますが、とにかく出会えてよかった。

 

たくさんのありがとうをこのGHOSTカンパニーに。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:元々生息地はここ1.2年ステアラの身

*2:私は行ってないけど出演者さんたちこぞって行ってましたね、美味しそうで私もいきなりしようか何回も迷った

*3:演劇雑誌

俺のヒュンダイ馬鹿にするなよ 〜GHOSTおまけ〜

 

 

 

 

 

GHOST THE MUSICAL 大千秋楽おめでとうございました!

 

ああ、ついに終わっちゃったんだな… 楽しすぎた夏。私の夏はカールさんと共にありました、と言っても過言ではないと思う。平成最後の夏最高でした!!!

 

私の予定ではゴーストの感想文で終わりにしようと思ってたんですけどカールさんへの思いをつらつらと述べていたら大変な文字数になってしまったのでこのタイミングで書くことにしました。結局GHOSTのエントリ3つ書いても飽き足らずに4つ目、おまけです。カールさんのエントリおまけにしたくないけど長くなりすぎたからそれくらいの気持ちで読んでください、ということでおまけ。

 

今までのまとめはこちらをどうぞ

GHOST 〜ほとんどカールのお話〜 - 落とし物箱

GHOST 〜アンサンブルキャストさんたちのお話〜 - 落とし物箱

GHOST 〜奇跡がたくさん降ってくるお話〜 - 落とし物箱

 

 

 

 

 

 

 

 

カールさん最高だった、この期間でいろんな表情をたくさん見せてくれた。ありがとう!カールさんのお陰で楽しい夏になりました!

 

カールって毎回見せる顔が違って、今日のカールさんは…とたくさん考察してた。その時間がすごく楽しかった。出演時間的にはそこまで多くないし、物語のキーになるシーンしか出てこないんですけど、バックボーンが語られないからこそ出てきた時のセリフの言い回しだったり、仕草、目つきでこんなにも解釈が変わるものなのかとたくさん驚かされました。 それにしてもクリエ公演から全国ツアーを巡って、と言っても私は全国ツアーは刈谷しか行けてませんがあまりにもカールさん変わりすぎてて驚きました。数えきれないカールさん見たぞ。もう後半戦に至ってはカールさんガチャでした。全部まとめきれてないけどまとめて考察していきますね。

 

 

【目次】

 

 

  カールの人間らしさとは

人間らしさってカールの中ではかなり大事なキーワードっていうか、ポイントだと思ってて。人間らしさが物語の中でどこまで持つか、それがカールの中にどこまで、どれくらい大きくあるかで物語は大きく変わると思ってる。少なくとも私の中でのGHOSTという物語は大きく変わってた。

前半戦では最後まであった人間らしさが、後半になるにつれて物語の中で途中からなくなっていって、少しずつ自分から黒に染まっていって最後にはどんなに塗り替えても何色にも染まらない真っ黒になっていった。

初日近辺のカールは人間らしさが最後まで残るカールで弱くて1人で立っていられないくらいぶれぶれだった。黒に染まれない、染まるしかなかった人だった。だから銃口に迷いがあったし、というか銃をモリーやオダメイに向けることすら仕方がなくやっているようで、サム、モリー、オダメイのことも最後まで見れてた。このままだとカールが自分の運命とみんなのこと思う気持ちの間で揺れすぎて倒れてしまうんじゃないかと思った。またあとで詳しく書くけど誰よりも孤独で誰よりも寂しがりやなカール。このまま千秋楽まで突っ走ってたら誰よりも自立できなくて地に足つけて立ってられなかったと思う。それくらい足もとふらっふらだった。

 

 

 

  カールの計画とその中に見える弱さ

公演を重ねる度に、サムとモリーとの仲の良さは変わらない(というよりはより仲良くなってる)ままで計画的にお金の横流しを進めているような表現の仕方に変わっていってたのがカールの目の変化だったり、モリーに対する居方、サムが死んでからの動きからひしひしと感じられた。後悔しながら、後ろを向きながらも悪事を進めていたカールだった前半戦から、サムを失いはするものの、それはそれ。自分に利益のある悪事に関してはやり遂げなければならない、って冷静になってるところが見えるようになった。

いちばん感じやすいのが遺品整理してるシーンだと思っていて。サムのアドレス帳見つけて"あっ!"っなるところとか、アドレス帳のめくり方も普通にめくっていたのが焦りを感じるめくり方に変わってたり、モリーを散歩に連れ出す言い方も、電気消した後一回怖い目になって部屋を見渡すカールも。全部が冷静に事を進めていっている表現だった。面白いなあ。同じ役で、セリフは変わらないのに、言葉の抑揚のつけ方と表情だけで全く裏にある事情が変わってくる。

後半戦入ってから、カールはサムのことを超えたいけれど超えられない存在であることに気がついたんですよ。遅すぎる気づきかもしれないけれど、このタイミングで気付けて良かった。怪奇現象でサムの存在を知ったカールはサムにお金を懇願するんだけど、脅して懇願するっていうよりはボロボロになって泣きそうになりながら懇願するの。ずっとなんであんなにボロボロでぶれぶれなんだろう、って思ってたらいちばん知られたくなかったであろう人に銀行のお金を横流ししてること知られてしまった、そしてどこかでサムに甘えてる気持ちもあった分いちばん止めて欲しかったけどいちばん止めて欲しくなかった人に計画を破綻させられることがわかったから。サムのアカウントを使っていた理由を色々考えてみてた。サムは近くにいた存在だったからこそログインするデータを知りやすい状況にあったこともあるけどそれ以上にサムを超えたいカールには彼のアカウントを使う以外の選択肢はなかっただろうし、それと同時にどこかでサムに気がついてほしかったSOSでもあったんじゃないか。って結論に達してしまった… これってあまりにカールのエモさ爆発してない?大丈夫?私は大丈夫じゃない。でもこの行動がSOSだってことをカール自身が気がついていないのがまた必死さを出してる。

個人的にはサムを殺してしまうことはカールの計画にはなかったと思っているので、あれは事故だったしカールの「あれは誤解なんだ」って言葉は本心でサムを失った悲しみは大きい。だからあそこまでウィリーへ怒りをぶつける。まさか自分のした横流しが原因で大好きだったサムを死に追いやることになるなんて思ってもいなかった。遺品整理してる時のあの寂しそうな顔。あれはカールの優しさに溢れる悲しい表情で、また親友を失くしてしまった自分に苛立つ悲嘆に暮れている表情でもあった。サムを失くしてしまったことはずっと後悔してるし寂しくてたまらないのが伝わってくる。

 

 

 

  勝手に見出した動機

さて全然話が変わるんですけどGHOST期間中にメタルマクベスdisc1*1を観に行ったんですよ。1幕の夫人がランディに「(レスポール王を)やるのよ。何度も話し合ったじゃない。」の一連のシーンをみてカールの見えないところでの葛藤というか、黒くなる始まりを見ている様な気分になってカールに重ねて見てしまった。カールは薬の売人と話をし始めたくらいからずっと自問自答していたんじゃないかと思ってて。そして実際に銀行のお金を横流しすることを決めたときにも何度も計画を立てては練り直す作業だってしてたはずだし自分自身ともずっと話し合っていた。そしてこの計画を実行する大きな引き金となっているのが「これをしないと自分はサムに勝てない。なによりこれ以上上にいけない」とカール自身が思っていたこと。見栄っ張りなカールだから、例えサムだとしても自分の近くにいる人が自分より上にいることが許せなかった。黒くなってしまった人にだって黒く染まる始まりがあるわけで、そこを覗かせてもらってみると考えてることは悪いことでしかないんだけど、やるしかなかったんだろうな、カールには、と思わせるだけの根拠が十分見えた。だから最後に足もとふらふらなカールを見ると夫人のセリフを思い出してしまうんだ。小さい方の箱にしておけば良かったね。そして教えてあげたくなってしまうんだよ。君には抱え切れる大きさの箱じゃなかったんだよ、って。小さくなって、誰かに支えてもらえないともう立っていられないのに、支えてくれる誰かは気がついたら周りに誰もいなくなって、1人"孤独"になってしまった。ただこれ、カールさんとメタルマクベスdisc1*2に取り憑かれた、全部私の妄想!だから実際のところは、知らん。答えは平間くんに聞いてくれ。ただこのカールさんのヒントはメタルマクベスdisc1の中にあるから。いや、知らんけど。(これ言っておけば何言っても許される魔法の言葉だと思ってます、すいません)私はメタルマクベスdisc1にカールを見てしまった。だからカールのおたくはメタルマクベスdisc1が映像化された時にでもみてください!!そしてその時また感想が聞きたい!!ちなみに今回ってるdisc2、はちゃめちゃだけど最高で自分の欲にしか興味のない真っ直ぐに黒く堕ちていくロリ夫人が見られるから櫻子ちゃんとヒール役が少しでも好きな人は黙って観に行くべき!とにかくスカッとできて面白いぞ!!どうも、メタマクの虜になり始めたどこぞの回し者でもない人からの宣伝でした!ちなみにdisc2にカールさん要素はないのでカールさんを感じたかったらdisc1を見てくれ!!よろしくお願いします!!!

 

 

 

 

  とりあえず上げておきたいカールの好きなシーン

カールの好きなシーンはたくさんあるんですけど、一つだけ悔しいのが仕事終わりの凛子さんの「お疲れ様です」に「今日もきれいだよ」的な言葉をかける日を見られなかったことです。レポで見かけたんですけどさらっとそんな粋な言葉を言えるカール絶対格好良いじゃないですか。見たかった…

これ以降上手くまとめられなかったから箇条書き。これでも結構絞ったんだよ

  • OPのサムとモリーの今ここで。中華買ってきたカール、サムの家入る前にしっかりインターホン鳴らしてるところ
  • 飛行機の墜落事故の表現がオーバーになっていったのが可愛いくてねー、ドーンドーンシュッバーン!
  • 「俺のヒュンダイ馬鹿にするなよ」。見栄っ張りなカールさんの誇らしげなヒュンダイ自慢、あまりに可愛いが詰まりすぎてる。いつか100万ドル稼げるようになったらランボルギーニ、運転してる姿見せてね。
  • お葬式のシーンで下手から出て歩くカールが手を息で温める仕草してたのがめっっちゃ好きだった!!!もうこれは完全に好みの話!これ毎回期待して下手待機するんだけど1回しか見られなかったの悔しい… 何回かやってたのかな?もっと見たかった…
  • 今ここでで、「君を心配する人たちがいる。僕も。」の間で挟んでくる「ほら!」って言いながらモリーの肩を叩くところ。格好いい。

そしてカールの演出でいつも面白いなと思ったのが同じセリフがシーンで全然違う意味に感じるところ。

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カールが仕事場で歌ってる時には仕事へのやりがいみたいなことを感じていたんですけど、サムのアドレス帳を取りに行った後に歌うと悪いことをしている時の黒いカールが楽しんでいるように、そして現実を改めて自分に言い聞かせているようで。歌う状況が違うだけで同じ歌詞なのにこんなにも変わってしまう。やっぱり大きなお金動かしてるの楽しかったんだろうな、仮に短い期間でも自分の持ってるアカウントに$10,000,000入ってたらそりゃテンションも上がるよな。どんなに黒いお金でも。オダメイがテンション上がるのも感触を最後まで味わいたかったのもわかる。だってただの一般人、そんな大金持つことなんて絶対ないから。

 

 

 

  誰よりも寂しがりやで誰よりも孤独な人

人生は突然変わる。毎回これがあまりに格好良すぎて最高だった。なによりまず平間くんの引き締まったお身体、あんまりに美しいすぎる。あのシーン残してくれたダレンさんには感謝しかない。引き締まったお身体も最高なんですけど、コーヒーこぼすときにTシャツを引っ張る右腕の筋の美しさったら。どうも、平間くんの腕の筋大好き人間です。ちなみにラストの拳銃構える時にも綺麗な腕の筋がみられるよ!最高に興奮できました。そんなカールさん、携帯、文字書くときは左手なんですけど、パソコンの操作と拳銃構えるのは基本右手で実は両利きなところ推せるポイント。よろしくお願いします。

あ、話が逸れてしまった。ここでも色んな表情を見せてくれた。モリーのことを心配して傍にいてあげようとする優しさをたくさん感じる日もあれば、モリーに恋愛的な好意があった上で口説く気満々な日もあるし、ただモリーを遠ざけないように近くにおいておこうとする日もあった。でもどの日にも共通して感じていたのはカールは1人になるのを恐れていたこと。時々見せるモリーへの優しい眼差しの中にみえる寂しそうな目。サムのこと後悔してるけど現実は進んでいく。後ろを向く時間はカールにはなかった。サムを死に追いやってしまったことはもちろん、カフェでモリーの話を信じられなくて突き放す様なことを言ってしまったり、モリーの家からアドレス帳を盗んだり、後ろめたいことたくさんしていく中でどこかで今までの状態が続かないことを感じていた。そこに置いていかれるのがカールなことをきっと本人は誰よりも早くにわかっていたから必死にモリーにしがみつこうとしていた。「僕たちの友情は永遠だと信じてた。」誰よりも寂しがりやなんだけどそんな弱味を人に見せられないカールの必死の叫び。これは頭で理解しているというよりは、心の叫びのような直感的な言葉。ただ遠くを見つめて信じてほしいよっていうカールの悲痛な叫び。このあたりから少しずつ壊れ始めていたのかもしれない。

モリーに必死にしがみつこうとしているカールのバックハグしながらの悪い目。ここにはモリーを落とそうとしている悪い目のときもあれば、これからの行動を考えている、企みに満ちた目のときもあった。全部終わったらモリーに前を向いてもらおうと、自分が少しでも幸せにしてあげようと思っていたりもしたのかな。そんな腹を括ったようにも思えた。知らんけど。

 

 

 

  見えてくる狂気

怪奇現象のシーンもまた様々。前述した、ボロボロになってサムに金を懇願する日もあったし、でもそれだけではなくて。どちらかと言うと"モリーを殺す"と脅す方が強く感じる日もあって。ただどちらにせよサムがいる事実をカールが知るという大切なシーン。今までの悪事が全てサムに知れてしまって、そしてサムが危害を加えることも可能なことがわかる。だからカールは必死になるし焦るしだんだん周りが見えなくなる。

モリーの家に拳銃を持って小切手を探しに行くところ。後半戦、モリーの家でオダメイの姿をみて、霊能者だってわかった時から狂い始めるカールがあまりにも狂気に満ち溢れていて、完全なるクズへと変貌していく。最高かな。小切手なんか知らないよ!って言い張るオダメイに向かってクソババア!って叫び返すカール。なにこれ、最高に楽しい。

自分の計画がぼろぼろと掌の上から目に見えるように崩れていって、超えたかったサムのことも超えられずにモリーにも見せたくなかった姿を見せてまでお金に狂っていく姿。お金しか見えなくなってお金に翻弄させられるカールがあまりにも小さくなっていく。

現実に混乱してて、カールに「あなた何をしたの?」って聞いてくるモリーにも、「君に話してもわかってくれないもんな!」って返す日のカールの"孤独"ってすごく強いんですよ。もうカールは誰のことも信じられなくなって、すがる場所がお金しかない状態。だから自分からモリーのことを突き飛ばして遠ざけることしかできなくなった。君に話してもわかってくれないもんなって誰かに話をして理解してくれる人が傍にいてほしかった、ってことじゃないですか。でもそんな人はもうカールの傍にはいなくて。寄りかかれる、支えてくれる場所がもうない。どこかに寄りかかっても支えてくれるものがないから倒れていってしまう。

またある日は「邪魔だ、」って突き飛ばす。この日はもうモリーが見えてなくて本当にお金の亡者になったかのように視界にモリーが入っていない。心の中でひたすら"金金金金金"って唱えてる声が聞こえてくるくらいの怖さがある。

だけどそんなカールでも人間らしさは残ってるから、モリーを人質に取ってから、モリーが逃げた時には「モリー、待ってくれ、行かないでくれ、」ってモリーを必死に追いかけるし最終的にはモリーにまで助けを求める日もあった。サムに追い詰められてからちゃんとした本音が出ると私は思っているので、ここで助けてくれ、って言葉が出てくるとあまりにも弱いくて小さい人だったんだな、と感じるんです。ずっと誰にも寄りかかれずに1人で大きな荷物を抱えているのが辛かった。そんなカールの出てくる小さなでも大きい本音。

最後、ゴーストになってから、人(ゴースト)の間を掻き分けて出てくるんですけど、そのゴーストたちの哀れむような、見下すような、差別をしているような目を向けられて「そんな目で見るなよ」って呟くように、避けるように出てくる。ここでカールの孤独が大きくなる。ただこんな結末になってしまったのはカール自身が背負えると思っていた荷物が実際にはあまりにも大きすぎて、結局背負いきれなかったから。サムが死んでなかったら、サムがオダメイに出会わずに時間さえすぎていれば、背負いきれる荷物だったのかもしれない。けど実際はサムは死んでしまうし、オダメイにはサムの声が聞こえるという奇跡が起こってしまうから。自分の見えないところで予期せぬことが起こると全ての計画だって崩れていってしまう。結果背負いきれていたはずの荷物が大きくなりすぎてしまって最悪のラストになる。根が悪い人ではないだけにサムも恨むに恨みきれなかったんだろうな。だからこそ「サム、助けてくれ!」とカールから差し出された手をサムは取るんだよ。サム、お前ってやつは…格好良くできすぎている。いつかサムがカールのことを救えたら、これでもかってくらい殴っていいし好きなだけ悪口でもなんでも並べていいけどその後にはカールの言い訳も聞いてあげてください。そしてこれからのモリーを2人で見守ってほしい。ただこれだけ言ってもやっぱり、クリエ千秋楽だけは、わからん。

 

 

 

 

と色々書きましたが、クリエ8/30マチネで革命が起きた。ハチテンサンゼロ、カールさん革命事件。

 

今までのカールが全て嘘だったかのように、ただただ金が欲しいだけの真っ黒の人になっていた。どの公演でもクズにはなるけどどこかに少しだけでも人間らしさを感じていたのに、この公演だけは全てが違った。完全なる悪であって、誰がどう見てもカールはクズだったし計画を実行していく冷静さも、計画が崩れて狂っていく姿まで全部が全部真っ黒に揃ってた。8/30マチネしか見てない人がいたら、すごくスッキリできるゴーストだったと思う。変にカールに感情移入することなく見ることができたと思う。羨ましい。今までのカールさんを知っていると革命事件だったと言わざる得ない。この日のカールは私がいちばん見たいと思っていたけど平間くんのカールからは絶対に見ることができないと思っていたカールだっただけに正気では見れていなかった。でもものすごくわくわくさせられてドキドキさせられて楽しかったんだ。革命を起こしてくれてありがとう、と感謝の気持ちしかない。※この日について興味ある方いましたらもう少し長めにお付き合いください。 

 

 

 

その前に。

  もう少しだけさせて、刈谷公演の話

刈谷公演2日間がまた新しいものもってこられて、ここにきてまだ引き出しがあったか…と溜息をついたと同時に息をするのも忘れるくらいのすごいもの見せつけられたから話させて。ここまで凄いもの見せられるなんて思ってもいなかったので(ごめんなさい)東京終わってほとんどまとめ終わってた状態に追加する作業がめんどくさくなったのでここでまとめます!!!

今までは人間らしさがあったカールさんがついに真っ黒にる訳ではなく、完全に狂気がカールを呑み込んで別人になってしまった。そんな解釈ありかよ!と叫んだのはいうまでもない。それでもカールの中には人間らしい弱さだったり葛藤もたくさんあるからどこまでクズになって狂気に満ち溢れてても憎めない。

刈谷公演をみて初めて感じたことがあって。今までカールが悪事を行う時って、カール自身が自分の中にある狂気や黒い部分を操れていたのが、サムに自分の計画を崩されることがわかって操れなくなるっていう印象だったんです。操れなくなったカールは自分の思うがままに最短ルートで小切手を回収できる方法としてモリーの家に拳銃を持って乗り込む。ただ刈谷の時は操れなくなるんじゃなくて、カールの中にある狂気や黒い部分にカール自身が呑み込まれてしまっていた。狂気がカールを呑み込むきっかけになるのが怪奇現象がサムからの仕業だとわかったところ。この時のカール、すごく怯えた表情をしていた。怖い、信じられない、ありえない、とか色々な感情が織り混ざってはいるんですけど、その時にいちばんの敵がサムなことを理解して、その敵に怯えるような表情になって。そしてサムから殴られることによってついに隠して(操れて)いた狂気の部分が表に出てきてしまった。モリーの家に狂気と化してしまったカールが乗り込む。ドアを開けてくれ、と頼むカールの口調は何かに取り憑かれたかのような、言葉を選ばずに言うとイカれちゃってる感じ。ついに薬にまで手を出してしまったか?って思うような変貌ぶりの、あまりに取り乱すような口調で。モリーの部屋に入ってからも、オダメイのこと見る前に宙を見ながら「あんた誰だ?」ってそれからも怒鳴りながら食い気味でオダメイに小切手を出させようとするカールはもうカールじゃなかった。今まで自分でコントロールできていた狂気がコントロールできなくなって、その狂気、黒い部分全てがカールに覆いかぶさってしまったんだ。

カールが死んでから、ゴーストの間を通るところ。「そんな目で見るなよ」を言い始めた頃はカールの孤独の大きさを感じていたんですけど、これ刈谷に入ってから聞くと、自分を味方しない人たちを逆に軽蔑するような言い方に聞こえた。今までやってきた全ての事は自分の利益のためだし、他の人がカールと同じ境遇にあったらみんながそうするとカールが思い込んでる。だから、"そんな目"で見るゴーストたちに向かって軽蔑する。結局最後までカールは狂気に満ちたままだったんだ。ただ闇に引きずり込まれる時、カールの「サム助けてくれ!」って言葉に手を差し伸べるサムの行動が狂気に覆われてしまったカールを戻すきっかけにもなっていて。このサムに助けを求める言葉はカールにとって咄嗟に出た言葉で、カール自身がまさか自分を殺した黒幕をサムが助けるなんて思ってもいなかった。そこに手を出して助けてくれようとしてくれるのがサム。このサムの行動によってカールは本当のカールに戻った。そこからは"人間らしく"地獄に引きずり込まれる怖さをカールは感じていたし、ずっと「サム、助けてくれ!」って助けを求めていた。最後にカールに戻ってくれて良かった。

って長々書いたけどこれ秋元モリー千秋楽の日の話ね。

次。大千秋楽のお話。

この日はウィリーの家でとんでもないセリフが出てきた。「早くあの金を送金しないと。俺たちは死んだも同然なんだ、俺たちの家族も。」え、、ちょ、カールさん??大千秋楽にして"俺たちの家族も"って… この瞬間1幕の記憶が全部吹っ飛んだ。俺たちの家族もって追加セリフがあまりにもカールの焦りを助長させているのと背負っていたものが想像していた以上に大きくなりすぎてる。家族の命まで背負ってやってたの… 薬の売人に自分だけではなく家族の命まで人質に囚われていた。今までなかった"家族"というワードって本当に大切にしていたからこそ口にしていなかったのかもしれないけれど、それを口にすることで改めて事の重大さに気付かされる。そんなパワーを持ってると思うんです。あまりにもこれがパワーワードすぎたんだよ。

この日のラスト。カールが死んでから、軽蔑をするような目を向けるゴーストたちに「お前らに俺のなにがわかるんだよ」って放って最後には落胆したかのように「やるしかなかったんだ」って呟いたんですよ。千秋楽でこの"やるしかなかったんだ"って言葉が出てくる平間くんの対応力の凄さにやっぱりこの人やっぱりやばい人だ。って言葉しか出てこなかった。最後の最後でこんな人間らしさを持ってくる平間くん。恐ろしい。最後に見せてくれたカールの姿は家族想いで優しさのあるカールさんでした。薬の売人に家族まで人質に囚われていた、それはもうやるしかなかったんだ。っていうよりやる以外の選択肢はなかった。OPであんなにはしゃいでいる裏で、カールの手には抱えきれないくらい大きなものを抱えていたんだ。この流れにのってしまったカールはもうお金を作るしか生き延びる方法がなくて、死んだからも「金をくれ、金だ、金をよこせ」って言葉が出てくる。こんなに大きなものがバックにあって出てくる「お前らに俺の何がわかるんだよ。」多分誰にも分かることはできない。自分と、そして家族を背負って戦っていたカール、たくさんの葛藤の中でもがいてもがいて結局最悪の結末にはなってしまった訳だけれども。ラストサムに呼ばれてからも笑いながら「なぁ、サム、違うんだ、やるしかなかったんだよ」って最後の最後までカールの背中には大きな荷物があった。サムのことを思うより、自分のことより、気にかけていたのは家族のことのような気がして。こんなにも"やるしかなかった"んだと思わされた日は初めてだった。全ての計画が破綻して、自分の命まで犠牲にしたんだから家族だけは守れてるといいな。

 

 

 

たくさん書いた。ここまで読んでいただきありがとうございます。

楽しくてたまらなくて、こんなにたくさん舞台の上から殴られるなんて思ってもみなかった。そんな平成最後の私の夏。絶対忘れない。

 

全43公演お疲れ様でした!!!

 

 

 

 

 

以上、現場からでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜おまけのおまけ〜

\ハチテンサンゼロカールさん革命事件のお話/

 

私の個人的に大好きな8/30マチネのカールさんに宛てたただのファンレター(と忘れたくないためのレポ)。よかったらお付き合いください!

 

いつもとカールの雰囲気が違うかも、と思ったのはサムの遺品を整理してる時。モリーを散歩に連れ出すんですけど、いつもならモリーのことを気遣うように誘うのが、この日は自分の思い通りに動いてくれないモリーに対してキレたんですよ。モリーのことを気遣って散歩に連れ出してたんだとずっと思っていたんだけどこの日のカールの苛立ち方をみていて、ここから計画は全て動き出していることがわかった。このカールの行動には、モリーの家にウィリーを行かせる(忍び込ませる)目的があって、モリーを家から出さないといけなかったという計画の大事な1つのピースだった。だからカールは家から出ようとしないモリーに苛立つし、家出る前に電気を消してから鋭い目つきで部屋を見回すんだ。いつも誘い方がすごく優しいから全然気がつかなかった。これわかってからこのシーンで優しく誘うのみるとカールが怖くなる。優しさに隠された奥にある恐ろしさ。全くその恐ろしさが見えない、見せないからこそ余計に怖くなる。モリーを家から出せるんだったらアドレス帳の場所ウィリーに教えてあげなよ、なんとか帰ろうとするモリー引き止めようよ、とか思うことはまたたくさん出てきちゃうけどそこは置いておくことにする。

ウィリーの家にカールが押しかけた時も、カールはいつもに比べると冷静だった。胸ぐらは掴むしクソクソ言いながら怒るのは変わらないんだけどね。ウィリーも呆れちゃって鍵投げちゃうし。そんなこと言いながらもウィリーはカールの駒で、そんな駒に結局は振り回される形ではあるんだけど。そのままアドレス帳を探しにモリーの家にカールが押しかけて、アドレス帳を見つけた時、悪い笑みを浮かべながらながら「やったぞ!」って静かにでもしっかり言ってて震えた。カール怖すぎ… 基本的にはここ、泣きそうになりながら「やったぞ!」って言ってたのでほんとに人が違ったんだ。いつもならこのあたりから現実の自分と理想の自分との間のギャップに戸惑いながらもカールは現実に向かっていくんだけど、この日はしっかり現実が見えていて、だからこそサムのことは見えてなくてお金のことしか考えられないカールだった。そこからのこれが人生。こんなにこれが人生でモリーを意識して感じたこと初めてだった。この日はカールはモリーに恋愛的な好意がしっかりあったし、自分じゃなくてサムを選ぶモリーに対してカールは全然納得していなかった。「悲しいよ、僕たちの幸せはどこに。」モリーとの幸せが待っていないことをカールは分かっている。そしてサムに対する悔しさとかどこかやるせなさまでもこれが人生で感じたのが初めてで、全部わかっていてもできることが限られているカールが切ない。自分の幸せは来ないことがわかっているカール…

そして今ここで。モリーの気持ちは動かないことはカール自身わかっているのに、この日は本気でモリーのことを落とそうとしてた。Tシャツをモリーに手渡す時にモリーの手を握るんですよ。すぐに離されちゃうんですけど。いつもなら片手だったのにこの日は両手で握ってて。モリーから借りたサムのシャツも、ボタンを閉めようか迷ってやめたんですよ。ちゃんと閉めようとしてたのに!やめたの!ただでさえこのシーンの破壊力の凄まじさったらとんでもなく恐ろしいものなんですけどね、初日以来のシャツ全開で… ほんと… あれ… なんだったの…(過呼吸) それも自分で閉めるのやめよう、って決めて何回か頷いたのあれ全部含めて反則!(褒めてる) ここでカールの本気を感じた。いつもなら少しだけカールの中にサムがいるように感じるけどこの日は全く感じなかった。サムのことガン無視でモリーのこと本気で口説いてるの初めて見た… やっと巡ってきたモリーを落とせる最初で最後のチャンス。そのこともわかっていたからこそカールはあまりにも優しくて、よりかかりたくなって頼りたくなった。何よりとても格好良かった。こんなにカール格好良いって思ったのもまた初めてで。でも、この日がいちばん寂しそうな目をしてた。自分のしていること全部わかった上でモリーのこと口説いていた、それがわかるとただただカールが切ない。最後の別れくらいにどこかで感じていたのかもしれない。だからこそバックハグの悪い目からは雄の悪さが出ていたんだろうし、写真をサムに落とされるまではいつも以上に幸せな空気が流れていた。モリーもカールにいつもより甘えてるというか、流れに任せている感じがして。しがみつく場所がなくなったモリーが探していた場所だった、居心地の良さはサムとは違うものの寄りかかれるくらい大きな壁になってた。この2人の幸せな空気の裏側で渦巻いているカールの黒い部分は大きくあった。最悪のことが起きてしまった時にはいつでもモリーを切り捨てられる準備もできていた。それくらいの覚悟はカールの中にあった。モリーを想う気持ちと自分の利益。天秤にかけたら自分の利益の方が重かったんだ。

モリーからの電話でも、いつもなら焦りからほとんどモリーの話に相槌しか打たないカールがしっかりモリーの言葉に返事もしてたし余裕があった。ヒルダー呼ばなくても良かったんじゃないかと私は思ってるよ。

怪奇現象のシーンでは冷静さがありながらも怒り狂っていく姿がカールの悪の部分が一気に憑依したかのように目も行動も心も全部がぼろぼろと真っ黒になっていった。計画の崩壊がわかったカールはついにお金だけしか見えなくなったんだ。誰に何を言われても、もうお金しか見えない。悪戯電話かけられて、ファイル落とされて、イス倒されて、怒り狂ってついにパソコンのキーボードまで投げようとしたくらい。パソコンのキーボード投げるなんて今までのカールじゃありえないから。この怪奇現象がサムからだってわかると笑いながら静かにモリーを人質にとってサムを脅していく。これはもうサムとの駆け引きだったし自分には見えないサムに対して取引を持ちかけていた。だからこそ冷静になれるし笑っていられた。

そのままモリーの家に押し込む。いつも以上にキレてるし家に入って机の上に小切手がないかの探し方もお金を貪るようで。オダメイ見つけた時にはあんなにキレて激しかったカールが一回落ち着くの。狂気に満ちた笑みを浮かべながら「あ〜、アンタがくそ霊媒師か。は〜良かった〜」って階段降りてオダメイに拳銃を向ける。途中のモリーの声なんか聞こえずにただ邪魔だ!って突き飛ばして。オダメイに小切手なんか知らないよって言われたら一気に怒りが沸点に達して「俺に嘘をつくんじゃない」ってすごい勢いで怒り始める。モリーに逃げられた時もモリーが自分の手からいなくなるというよりはお金のための人質がいなくなってしまった焦りの方が大きくて。どこまでも金にしか目がない。サムに追い詰められて死んでからもゴーストの間を掻き分けて出てきた時の一言目が「金だ、金をくれ、」だった。どこで道を踏み外してしまったのか目の前にあるのはお金だけで自分の手元に金がないことがありえないと思っているカール。サムに呼ばれて気がついても「俺は死んでない。俺はここだ!」って。自分のことしか見えてない。サムにも違うんだ、って言うんだけどなんだろう、この日だけはサムに言い訳をするっていうよりも自分の計画が崩れてしまったことに対して違うんだ、って首を振っているように感じて。最初から最後まで金にしか目がないクズ野郎だった。それでもカールに助けを求められたら手を伸ばしてくれるのがサムだから、どんなに堕ちたいっても昔のカールが忘れられなかったんだろうな、サムには。

そうそう、この日OPのアドリブでサムに対してカールが「俺ばっかり仕事してさ〜」みたいなこと愚痴ってたんですよ。これってよく考えたらこんなに努力してる俺がどうしてお前には届かないの?みたいな風に感じられてしまって… 鳥肌立った… いやそんな怒ってるような言い方っていうよりはふざけているような言い方だったんですけど仕事に対しての愚痴をOPから漏らすってどんなに仲良くしていても嫉妬してるの感じてしまうしなんならこれ物語がまだ始まる前くらいの所だからなおさらなんか色々勘ぐってしまう… 私の考えすぎなのはわかる。知らんけど!って大声でいいたい。カールはサムに大きく嫉妬してた。知らんけど。って私の心の声。聞こえて!

この日は始めからサムに対して嫉妬が大きく渦巻いていた。サムを超えることが自分を大きくすることにあると思い込んでいるし、サムを超えてからがスタートだと思っていた。まだスタート地点にすら立てていないカールは焦りがあったからこそ汚いことを企んでしまった。どんなに黒く汚く堕ちていってしまっても結局は君には背負える大きさの箱ではなかったことには間違いない。カールにはカールの良さがあったのに自分では気がつけなかった。カールのことを認めてる人はたくさんいたし、頼られてだっていたけどそれに気がつかなくて、上だけを見すぎて"今"の自分を見失ってしまった。そして気がついたら黒いことをしてでも上に行きたくなって止められなくなった。自分のことを立ち止まって見て考える時間があれば周りに誰もいなくなることもなかったのかな。ただその時に周りにいたのがサムとモリー。その2人が人生の中でもとても幸せな時間を過ごしているのを目の前にして、自分の幸せと比べてしまった。でなきゃあんな悲しいラストにはならない。小切手を必死に探す姿はどこか自分の幸せな未来を探しているようにも見えて。ラストのシーンはカールの怖さに震えるけどそれと一緒に悲しく切なくもなる。いつか幸せな未来がカールに訪れるといいなあ…

8/30マチネのカールさんはクズを極めてたけど人間らしさが前に出てこない分今まででいちばん悲しく切ないカールさんでした。

前述した通り、平間くんのつくるカールからは絶対に見られることがない!と思ったいたカールだっただけにこの切なさ悲しさを全部背負った上でそれを表に全く出さないカールが私は好きです!!!

 

以上8/30マチネカールさんへのファンレターでした!!

 

 

 

 

*1:豊洲のステージアラウンドで公演されていた作品。今はdisc2が回ってるよ。

*2:disc2は夫人が痛快爽快に悪への道まっしぐらだったから解釈は確実にdisc1のがカールに見えてくる

さんえるって最高だよね

 

 

 

3LDKって最高ですよね、っていうお話です。

 

9/9 21:00〜 配信されていた3LDK 夏休みスペシャル見終わって、「やっぱり3LDKってさいこ〜🤘🏻」ってなったまま書いてる。だから元々ない語彙力はもっとなくなってる。

公開するかしないかは気分次第。とにかく書きたいから書く。

(※公開しちゃったのでお断りだけ。内容は全くないです!)

 

 

 

3LDKとはアミューズに所属している俳優、植原卓也、平間壮一、水田航生の3人によるストラボ東京で配信されている番組。2017年1月から1年間、月に1回の生配信があり、レギュラーでの配信は2018年1月17日をもって終わってしまった。

 

そして2018年夏、また3人が集まって番組ができた。今回は事前収録による番組。由比ヶ浜に3人が出かけて色々なことに挑戦している。それが2018年9月9日に配信された最新回。

 

 

 

私の推しは平間壮一くんなんですけど、このOP映像で最速両手を泥まみれにして海に走っていく姿だけで1ヶ月は過ごせる。いや、冗談抜きでほんとに過ごせるくらいに可愛い。彼の全てが詰まってるといっても過言じゃないくらい、"らしく"て最高なんだよ、そしてつい叫んでしまった… タカシ!!!!所々で垣間見えるタカシ。可愛い。トマトみたいね。でも今みれるかな、みれないかもね。

さて今回の由比ヶ浜の企画。何が素晴らしいってまずは

  • 平間くんに前髪がある
  • 3人の仲がより深まっていてついに兄弟のように見える
  • 水田さんのたまらない弟感
  • 平間くんが助手席に乗って楽しそうにお話してる姿が見られる
  • うえたくさんが運転している
  • 平間くんに前髪がある
  • 免許取り立て*1の平間くんがビビりながら運転している姿が見られる
  • これがはちゃめちゃに格好良い
  • 平間くんに前髪がある、尚且つサングラスかけてる
  • 雨男は平間くん
  • 勢い良くボートから転げ落ちるうえたくさんと水田さん
  • 水が苦手で必死に落ちないことだけを考える平間くん
  • シャワーを浴びたらキャップ姿になる平間くん
  • 全力でグルグルバットで回る3人
  • どんなに酔っても転ぶことだけは避ける平間くん
  • しれっとスイカ割2回振っちゃう平間くん
  • 水田さんの人見知り客引き
  • うえたくさんのアヒージョ作り
  • 平間くんの接客と客引き
  • 前髪ある平間くんも良いけどキャップ姿も良いんだよ

ああ、簡単に3つくらいあげようかと思ったら気がついたら全部言ってた。結局何がいちばんって平間くんに前髪があること。だって今カールさんしてて前髪迷子なんだもん。そんな迷子になってる前髪、探していたらうらけんさんのブログ*2とこの3LDK夏スペシャルで出会えた。やっぱり前髪って大事。平間くんの長い前髪大好きなんです。同じくらいキャップ姿も好きだけど今は前髪がとても貴重なんだよ!ってこと、伝えたい。

いやいや、平間くんの前髪の話なんてどうでもいいんだよ!(よくない。結構大事。)

何が伝えたいかってやっぱり3LDKって最高なんですよ、って話。

なんだろうな〜、3人でいる時の雰囲気とか、会話のテンポ感とか。気がついたら3兄弟になってるところとか。もう最高以外の言葉が今出てこない。でも最高なんだよ、伝われ!!

 

うえたくさんの番組であることをしっかりわかって番組のことを気にしながら進めてくれるところとか。平間くんは気にしつつもでも自由なところを大切に自分を持っているところとか。水田さんの笑いを総取りしながらもお兄ちゃんたちに甘える感じとか。もう最高でしょ?そうなんです、尊いんですよ。

 

この気持ちどこに飛ばしたらいいのかわからないからとにかく書き連ねてみたけどほんとこれ公開しちゃいけないレベルの文章。語彙力のカケラもない。もう言いたいことは箇条書きのところで全部言った。今回の見どころは箇条書きにしてある。そこをみてくれ。そう、"平間くんの前髪"だ。結局ビジュアルの話で終わってしまったな、

 

 

次回のウィンタースポーツ、あるといいなあという願いを込めて。

 

 

 

 

*1:3月〜4月のオフシーズンの期間に取ったらしい。おめでとう。ソースは加藤真央くんのブログだったと思う

*2:浦井健治さんのオフィシャルブログ、FCダイアリーにて。見るには浦井健治さんのFCに入らなければならないが、入る価値はある。お金に余裕があったら頑張って6000円課金しよう、浦井健治さんへの謝礼だと思えば安いものだ

GHOST 〜アンサンブルキャストさんたちのお話〜

 

 

全国ツアーが始まりましたね。

GHOSTもついに大千秋楽が近づいているんですね、そう思うと悲しいな…

始まりまでは長かったけど、始まってしまうと終わるまでがあまりにも早い。

 

GHOST回数重ねてたらだんだんアンサンブルキャストさんたちの魅力にも惹かれていった完全私用の忘備録。GHOSTに出られてたキャストさんたち初めましてだったのであまりに的外れなこと言ってる可能性もありますので、初心者の感想と思って見ていただけると嬉しいです。お手柔らかにお願いします…

※読む前に。何も考えずにつらつらと各キャストさんへの思いを述べているので小学生レベルの文章でしかないのが申し訳ない…

 

 

 

【追記】9/23 GHOST THE MUSICAL大千秋楽おめでとうございました!!全部終わったのでまた色々書き直ししました

 

 

 

 

(敬称略)

 

 

 

松原凜子
  • ルイーズ
  • ゴースト:ロングコート肩がけしてる方
  • 銀行員:More
  • ビューティシャン:I'm outta here

凜子さんの歌すごく上手くて毎回聞き惚れてました!!ルイーズの最初のパートの低音の迫力があまりにもすごくていつも始まるぞ!って背筋を伸ばしたくなる。

そして騙されてるお客さんをちょっと見下してるような目がすごく好きです、きっと仕事はめちゃくちゃできるのがルイーズだと思ってる。オダメイがピンチの時、そっと耳元でアドバイスしてるデキる女感が好き。お客さんのことは見下してるんだけどしっかり幽霊呼ぶ時にはそのモードに入るから、ああ、やっぱりデキる女だな、と。

ウィリーに「君たちは黙ってろ、可愛い子ちゃん」って言われて嬉しそうにするクララを怒るルイーズお姉ちゃん。とずっと思ってたんですけど始まった頃に凜子さんがクララとルイーズの紹介をしていたの見たら凜子さんと絵美さん年の差9歳もあって驚いてる… 普通に姉妹に見えてた。それも凜子さんはバリバリ仕事ができるしっかり者の姉、絵美さんは天然でちょっと周りが見えてない妹に感じてた。まさか親族だったとは…!!にしても2人共可愛すぎて後半の降霊所ではずっと2人見てた。

あとゴーストの衣装で個人的に一番好きだったのは凜子さんの衣装でした。コート肩がけしてるの格好良い。あとずっと名前の漢字間違えててすみませんでした!覚えた!凜子さん!!グレコメが楽しみです〜!!

 

 

 

松田岳
  • ウィリー
  • 会社員:More
  • タキシード姿の男性:I'm outta here

ウィリーが松田くんだと知ったのが後半だったのすごい悔やんでる… ずっとウィリー格好良いな、って思ってたんだけど顔と名前が一致していなかったごめんなさい…

電話越しでのカールさんとのやりとりで、カールとウィリーの関係性が変わってて面白かった。でも実際に会うとウィリーめっちゃカールさんのこと馬鹿にしちゃう、軽い男感が溢れてて、Theウィリーだった。(語彙力) カールさんが胸ぐら掴みすぎてごめんね。クリエと全国で多分トップスも変わってたよね。あんなシャキッとしてなかったもん(笑)

そしてI'm outta hereでのタキシード姿があまりにも格好良くて見つけた時もう目が離せなかった。あの曲中にウィンク2回キメた後、目のなくなる笑い方するの反則!格好良すぎます!!あとオダメイの飲んだシャンパン一口こそっと飲んでるの、見逃してないですからね。にしても手足の長さすごいしスタイル良くてこの曲の終わりのポーズは松田くん足なっがっっ!って感想しか出てきませんでした。

 

 

 

栗山絵美
  • クララ
  • 銀行員、会社員:More , Three little words
  • ゴースト:ハットにスカーフ羽織ってる方
  • バカンス中の女性:I'm outta here

絵美さんのクララめっちゃ可愛い。楽しそうに仕事してていつもニコニコ笑ってて癒しだった。表情がコロコロ変わって可愛いなあって。周りが時々見えない天然な妹だなってずっと思ってました、ってか今も思ってる。凜子さんとの年の差に驚きました。ウィリーに「可愛い子ちゃん」って言われてすっごく嬉しそうにしてのがすごく可愛かった。「お座りくださいっ♡」「いくら持ってます〜?♡」ってクララのセリフの後ろにはハートマークつけたくなる。

あとスタイルめっちゃ良すぎないですか。高身長であのスタイルであんなに歌が上手いって… 私に何か1つでいいからわけてほしい…

そしてゴーストのお衣装の時の絵美さんの存在感。みんなのお姉さんが現れた!と常々思っておりました。そう思うと衣装とかメイクとかもあるだろうけど、役によって見えた年齢が様々だったな。包容力があって、みんなから頼られるお姉さんみたいな方だな、と感じてます。秋元さんと並ぶとただの美人の2ショットでした。たくさんお恵みありがとうございます!!

 

 

 

ひのあらた
  • 病院のゴースト
  • 会社員:More
  • サングラスの男性:I'm outta here

ひのさんの歌声が好きです、どこからあんなに格好良い低音ボイスが響いてくるんですか。

GHOSTの劇中でいちばん頼りたくなるのがひのさんのゴーストだと思ってる。懐の深さに底が見えない。最後、サムの頭を撫でようとしてやめるところがまた格好良くって。きっとひのさんのゴーストはみんなのお父さんみたいな存在なんだろうな。近づきすぎず、かといって離れすぎずに接してくれる距離感が上手で気がついたら周りに人(ゴースト)たちがたくさん集まってくるんだと思う。指鳴らしてから「良く聞きな!」って始まるYou gotta let go nowが大好きです。心の中でめっちゃテンション上がってる。

キンキーブーツもひのさん観たくて行きたいと思ってる!楽しみにしてますね、余裕があったらオンユアフィートも見に行きたいなあ。

 

 

 

大津裕哉
  • ゴースト:警察官
  • モリーの下の階に住んでる若者
  • 神父さん
  • 銀行員:More
  • ホテルマン:I'm outta here

で!ん!わ!の兄やん(なおいちゃん命名)こと大津さん!扉に脚挟むのめっちゃうまいですよね!!あのシーン好きでオダメイに対抗する日もあれば、オダメイの迫力がすごすぎて萎縮しちゃう日もあるの、下の階に住んでる若者に愛着がわいてくるあの感じなんなんだろう…

そして神父さんから出てくる暖かさとモリーの悲しさとの対比が良くて。

オダメイに並ぶゴースト達で、島田さんが押されて後ろ行っちゃうんだけどそこで島田さんの愚痴聞いて慰めてあげてる大津さん。あの2人ひたすら可愛くてずっと見てました。そしたら大津さん、島田さんのことめっちゃ押して追いやってて笑った。不貞腐れた島田さんにごめんごめん、って譲ってあげてたのかっこよかったけどあまりに勢いよく押しててびっくりした。あのゴーストたちのわちゃわちゃ色んなところで他のゴーストたちと言い合ってたり話してたらしいの聞いて知りたくなってます。あれやっぱり慰めてあげてたんですか?

 

 

 

岡本悠紀
  • ゴースト:ゆるトレンチ羽織ってる男性、野球少年ぽい格好
  • 警察官
  • キャップ、パーカーの男性:電車のシーン
  • タキシードの男性:I'm outta here

個人的に好きなのがサムが死んで初めて会う時とラスト天国へ行く時のゴーストの衣装。あのゆるトレンチ着こなしてるの普通に格好良い。あとスタイル良いですよね。背が高いってやっぱりそれだけで武器になるんだよなあ、羨ましい。

サムが最初に乗り込んだ電車降りてから、ウィリーに声かけられた直生ちゃんに「俺の女だから、」って言ってるの格好良いです。でも電車でポニーテールのお姉ちゃんの胸触ってなおいちゃんに怒られてるの知らなかった。(笑)

I'm outta hereの時には私の推しの島田さんとペアダンスしてるの沸きながらみてます!!やっぱりこの曲はひたすらに楽しい。そいえばこのペア、警察官コンビですね。クリエではあんまり感じなかったけど、刈谷では警察にモリーが話してるところ、すっごく興味なさそうに早く切り上げたくしてるの見てより現実味が増してるな、と思った。確かにいきなり玄関先に現れた霊媒師の話されても信じられないもんね。

 

 

 

小川善太郎
  • ゴースト:ヘンリーおじさん
  • 会社員:More
  • (オダメイのお店の前を歩く)カップ
  • ホームレスの人:電車のホームでのシーン
  • ホテルマン:I'm outta here

ホームレスが最後まで誰かわからなかった!!小川さんだとわかった時のスッキリ感!

あの、オダメイのシーンで歌う歌が格好良かった、コリちゃんの親戚?彼氏?身内さん?ヘンリーおじさんだったんですね。親戚でした。

あれ、これってオダメイのお店の前歩いてるカップルの2人じゃん、あの後なんかあったのかな… 色々勘ぐってしまうけれどコリちゃんがあまりにも幼くなってるからまた別なのかな… ってこれも別でしたね。おじさんですもん。

 

 

 

木南清香
  • ゴースト:ワンピースにロングコートの女性
  • オルティシア・ジョーンズ
  • 会社員:More
  • ポニーテールの女性
  • ビューティシャン:I'm outta here

木南さんスタイル良くて可愛いくて綺麗で気がつくといつも目で追ってしまう!オルティシア・ジョーンズが木南さんなのわかったの、木南さんのTwitterの投稿だったり、ビューティシャンスタイルの時も消去法じゃないとわからなかったり、衣装が変わるとそのまま馴染んでいく力が凄いな、と思ってる。

電車では痴漢されて、オーランドにはめっちゃ胸触られて、やっぱりスタイルが良くて綺麗な方の性なのでしょうか…

それより木南さんの年齢知って驚いた!あと10は若いと思ってたけど晴夏ちゃんももう33なんだもんね… 若すぎ姉妹…

全国回り始めてからは、ゆうみちゃん凜子さん木南さんの3人でよくカフェ巡りしててそのお写真が可愛くて癒しでしかなかったです、はい。あの透明感とキラキラした輝きを放っていたよ… また3人でカフェ巡りしてほしい。ゆうみちゃん「明日からお元気で!」って言ってたけどまた誘ってそしたらお写真あげてください!!そんな未来を待ってます…

 

 

コリ伽路
  • ゴースト:銀髪のギャルっぽい子
  • 銀行員:More
  • (オダメイのお店の前を歩く)カップ
  • オレンジジャケットの女性:I had a life
  • 金魚を死なせてしまった女の子
  • シスター
  • バカンスの女性:I'm outta here

存在感抜群にあるコリちゃん!気がつくと視線かっさらっていって、記憶にもしっかり残るからすごいな、と関心する。

銀行員でサムにニーハオ!って挨拶されるのずっと不思議なんだけどあれって中国人の設定なの?イジられてるの??仕事バリバリできそうなキャリアウーマンなコリちゃん好きでした!

あとシスターがめっちゃ好きです!!やる気なかったり仕事放棄してたり立ちながら眠気と戦ってたり。刈谷ではやる気あるけどやる気と実力が伴ってない感じのシスター最高でした!!これやってるの気づいたの後半だったんですけど知ってからは、サムとオダメイのやり取りよりも今日のコリちゃんシスターが気になってしまうようになりました。眠気と戦うコリちゃん最高です… 湊さんに怒られながらも睡魔に負けちゃうの。可愛い…

 

 

 

 

島田彩
  • ゴースト:カフェの店員みたいな子
  • 看護師
  • 会社員:More
  • ピンクベレー帽の女性
  • 警察官
  • メイド姿の女性:I'm outta here

島田さんの可愛いさ抜群すぎて推してます、ただただ可愛い。カフェでサムとモリーが歌ってる時の隣の席のカップルの彼女が島田さんなんですけど、あそこで彼氏の西川さんからプロポーズされてるんですよ。そこの驚いた時の顔と少し照れて嬉しそうな笑顔がほんとに可愛いくて。幸せを分けてもらってるような感覚になる。(これプロポーズされてるの見たの1回だけしかわからなくて毎回やってたのかな… 気になる。なんか自信がなくなってきた。違ったらごめんなさい)

そして警察官の時のモリーを面倒くさそうに扱う感じがまた良くて。ガム噛みながらいつでも舌打ちが出てきそうなあの感じ。敵に回したくないタイプの人だよな、あとメガネ姿可愛いです。

オダメイに並ぶゴーストの列で押し出されてシュンとしてる島田さんゴーストもちっちゃくて、ずっと大津さんに愚痴言ってるの毎回密かに楽しみに見てます。最初は2番目とかに並んでたのにね。ごちゃごちゃして押し出されて結局いちばん後ろになっちゃうの。大津さんにめっちゃ押されてシュンとしてるのかと思ったらありえない!みたいに怒ってる時もあったのでここのくだり結構気になってます。そうそう、こないだ島田さんのブログ読んでたら年齢にびっくりしました。若すぎですよ…

 

 

 

丹宗立峰
  • ゴースト:アジアンっぽい感じの帽子かぶってる人
  • ライオネル・ファーラソン
  • 医師
  • 新聞読んでる男
  • ホテルマン:I'm outta here

たんたんさん!!みんながたんたんって呼んでるの可愛いな、って思ってたのでやっと呼べましたた!心底社会性のない銀行員さん(ごめん名前覚えてない、ポールだっけか、#違う)ライオネル・ファーラソンさんでしたね!覚えたよ!サムに眼鏡ずらされて、てんやわんやしてるの面白い。最終的に眼鏡遠ざけながら免許証確認してるの、ちゃんと見えてるかな?と心配になってますが、まあ確認できてるし大丈夫なのでしょう。あそこのサムめっちゃ楽しそうにイタズラしてるから、これからも遊ばれてやってください。

最初の銀行のシーンではカールにキーボード押されて、リタ・ミラーの免許証確認してる時もサムにキーボード押されてるからライオネルさんはみんなから遊ばれてしまうキャラクターだったのでしょうか。でもそんなことまで気にしなさそうなのがライオネルさんっぽいですけどね!そんな関係が微笑ましい。

あれはなんか繋がりがあるのかな、とか考えちゃうけどたまにはそんなことでふとサムのこと、思い出してくれてたら嬉しいね。まあ社会性のないヤツなのでどうかはわからないけど。

 

 

 

 

千葉直生
  • ゴースト:モダンっぽい、バスガイドさんみたいな帽子かぶってる
  • 銀行員:More
  • ニット帽の女性
  • メイド姿の女性:I'm outta here

なおいちゃんのスーツ姿、あの丈のスカート似合うの格好良い。Moreのスーツ姿がどストライクで好きです。あんな格好してみたかったな…

感じ悪い銀行員のキャラクターも好きだった!仕事デキるんだろうな、妥協許してくれなさそうだけど根は優しい感じが伝わってきます。日に日に感じ悪くなっていってたね。笑い方とかもう馬鹿にしてしかいなかった(笑) なんかの時にオダメイがセリフ噛んじゃって、何言ってるのかわからなかった時に「もう一回言ってもらってもよろしいです?」って返した対応力に驚いた!信頼関係があるからできることなんだろうな〜と思うとやっぱりGHOSTカンパニー好きだ!!

裏でのなおいちゃんとひのさんのコンビが最高に可愛いくていつも癒されてました。なおいちゃんのマネするひのさん。可愛い。

I'm outta hereではなおいちゃん、西川さんとペアダンスしててまたこれが素敵なんだ。最下で岡本さん島田さんが踊ってて西川さんなおいちゃんは最上なのもう首が忙しい。右みて、左みて、右みて、左みて、の繰り返し。あの曲のペアダンスで異常にキョロキョロしてる人いたら多分私だと思う。

そして刈谷でなおいちゃんの前髪がまた短くなってて気合いを感じました。

 

 

 

 

 

土倉有貴
  • ゴースト:オーランド
  • 会社員:More
  • ヘッドホンつけてる男性
  • パパラッチ(カメラマン):I'm outta here

オーランドの存在感の強さが忘れられない。オーランドはオルティシアのことすごく好きなんだろうけど、オルティシア、お店出る前に「ねえ、保険はどうなってるのよ!」って叫びながら出て行くのでお金目当てで会いにきてたのか、となんだかオーランドが可哀想に見えてきちゃう。

あと電車に乗るシーンの時にヘッドホンつけながらノリノリで歩いてるのこういう人いるよなっていつも笑っちゃう。自分の世界に入り込みすぎてる。I'm outta hereで持ってるカメラ本物らしいですね、腕の筋肉鍛えられそう… そして毎回カーテンコールでは平間くんとわちゃわちゃしながら捌けてるの可愛いです。たまに平間くんそそくさと帰っちゃってキョロキョロ探してる土倉さんもめっちゃ可愛いですいつもありがとうございます!!

毎回ツイッターでのゴーストスタンプ日記が好きでした!一つずつ増えてくゴースト可愛かったなー。スタンプラリーゴールおめでとうございました!地方のコスプレゴーストちゃんみんな可愛かったね。

 

 

 

西川大貴
  • 会社員:More
  • 電車のゴースト
  • ゴースト:キャップ被って少年っぽい。最初のシーンのみ登場
  • 緑の服着た男性:Three little words
  • パパラッチ(マイク):I'm outta here

西川さん電車のゴーストのインパクトが強すぎて他どこで出てるのか全然わからなかったんですけど後半ふと見たら色んなところにいてびっくりしてた。I'm outta hereとかThree little wordsにもいてもう西川さんを探せ!してました。Moreに至っては刈谷公演で初めて見つけてなんだか目が離せなかった… メガネ似合いますね、かっこよかったです。

後半戦、I'm outta hereで西川さんを見つけてからはダンスがあまりに好みの踊り方すぎてもうずっと見てました!この曲ほんとに目が足りないんだ。あの重力感じない、どんなに動いてもしっかり元の軸に戻ってくるようなダンスが好き(語彙力)なのでタイプすぎたんだ… ダンス経験が全くないのでどう表現したらいいかわからなかった、なんとか伝わると嬉しい!

そしてカフェのシーンの彼氏さん。音は聞こえないけど幸せの瞬間を見させていただいているようで、こっちまで幸せになれる。照れながら言う「結婚しよう」最高に格好良かった!んだけど毎回プロポーズしてたのかわからない… ただいつもちょっと緊張しながら花束を渡していたのも格好良かった。照れ臭そうな、でも幸せに満ちていた彼氏さんだった。素敵なカップルだったな。

 

 

 

湊陽奈
  • ゴースト:ニット帽にロングスカート
  • 会社員:More
  • カフェの店員
  • ミセス・サンティアゴ
  • シスター
  • バカンスの女性:I'm outta here

ミセス・サンティアゴが可愛い。小川さんのお尻を杖でつつくの、後半になるにつれ早くなっていってたし容赦ないおばちゃんになってて面白かったな、前半は咳してからだったのにね。そして歌聞いた時の衝撃が凄い。あんな綺麗な高音どこから出してるんですか… もっと湊さんの歌聞きたかったな。刈谷では湊さんの高音に負けない音響で、あんなに綺麗に聴けたのが純粋に嬉しかった。

カフェの店員さんいつもサムとモリーのやりとりだったり、カールとモリーのやりとりを優しく見守ってるのにサムもカールも当たりが強いのが毎回気になってる… サムにいたってはちょっと威嚇するような仕草してたりするから(気のせいかな?)何があったのか気になってるよ… でも恋のキューピッドなカフェの店員さんだったみたいなのでサムとモリーが付き合うきっかけになったのはここのカフェなのかもしれない。と感じたりもしました。

コリちゃんシスターの隣で仕事デキル先輩シスターがまた良かった。ほんとシスターこの2人にキャスティングしたの大正解だと思う!仕事があまりできなさそうなコリちゃんの面倒をしっかり見てくれる頼もしい先輩がいてくれて良かった。ヤベーーーー!!!!

 

 

 

 

 

ツアーが始まって、またゴーストカンパニーのSNSが活発に動き出したのが単純に嬉しい!みんなの顔と名前がしっかり一致してからみるお写真はどれもより素敵に見えて仲良しで日に日に良いカンパニーになってるんだな、って感じます。残りは少ないけれど、大千秋楽までみんな揃って素敵なGHOST届けてください!!

 

ほんとに大千秋楽までお疲れ様でした。とっても素敵な作品を最後まで見届けられたことが嬉しい。仲の良さが作品から感じられてこんなにカンパニー推しになるとは思ってもみなかった。みなさんの次のお仕事もできたら行きたいと思うくらい。オンユアフィートとレミゼあたり?時間できたら行きたいなー!!

 

 

 

 

GHOST 〜ほとんどカールのお話〜

 

 

GHOST、後半戦入りましたね。

1ヶ月のシアタークリエでの公演。もう半分終わっちゃっただなんて… あまりにも時間の流れが早すぎる。

 

 

個人的な感想なのと見方等偏りすぎてます、あとネタバレします。*1

 

 

 

今回も結局開幕してからチケット何枚足したかわからないんですけどとにかく楽しい。物語がしっかりしてるのはもちろんなんですけど個人的にはもう単純に平間くんのお芝居がすごく好きなんだろうな、、毎回違う姿見せられるから頭抱えてます。私は果たして天国に行くサムを何回気持ち良く見送ることができるのだろうか…

 

 

色々考えた結果、GHOSTのお話は誰かと誰かのお話というよりは、サム、モリー、カール、オダメイそれぞれのお話なんだな、という結論にたどり着きました。サムとオダメイはセットかもしれないけど。

サムは(主役なのでもちろんなんですけど)ずっと物語の各シーンに出続けて。また彼の気持ち、言葉って実際には届かないからこそ全部言えるっていう武器を持ってる。全部言えるからこそ答えがわかるし安心して見ていられる、物語がしっかり軸に沿って安定して進んでいく。オダメイに声は届くからやり取りはあるけれど1人で探って真相を掴んで、モリーの側に居続ける。オダメイとも声でのやり取りだからなんかこう…関わってるっていう感じがしなくて。

モリーもサムを失ってから1人でお家に引きこもって。カールが側にいてくれるんだけど、サムへの気持ちが強いから1人でいる印象が強い。

カールはみんなが知らないところで1人いちばん大きなものを背負ってしまったんですよね。ただそれは誰かと共有できるものではないから抱え込まないといけない。

それぞれがそれぞれの人生(1人は死後の世界)を生きていて交わることはあるけれどそれが少ないからこそ1人1人をしっかり見ることのできるお話なんだな、と。

 

 

 

毎回気がつくとカールを目で追ってしまってるので基本カール目線でしか見てないです。私今まで前半戦から中盤で4回入ったんですけど1回も同じカール見たことないんですよね。カールってバックボーンが物語の中には出てこない。空白が多いからこそ正解がないんだなと回数重ねて感じました。だからこそ、色んな解釈に持っていけて、毎回少しずつ違って面白い。

 

開幕前のインタビューを見てたりすると、原作とは違ってただ単に"悪い奴"にしたくないっていうことをすごく考えて作っている印象で。実際初日観た時には全然悪い奴に見えなかった。だってOPの3人のシーンとかカップルとその友達がひたすらわちゃわちゃしてる可愛いシーンだし!OPのシーンめっちゃ好きなんです、カールさん1人だけ置いてけぼりなの可愛い… また家出てから少し寂しそうな顔してハケていくところまで含めて可愛い。仲間はずれじゃないけど、インタビューで言ってた「僕もそっちに行きたいけど行けないんだよ」っていうのがすごく出てるなあと感じます。

 

初日近辺*2にみたカールさんはほんとに弱くて弱くて。これ始まったばっかりで大丈夫??千秋楽まで立ってられる!!??ってずっと心配してました。それくらい弱い人で。。だって、ずっと怯えてるしすぐ泣くし怒ってるのも焦りからくる怒りだからなんかもう見てられなくって。自分で蒔いた種に自分が振り回されまくってるから。気がついたら薬の売人と知り合いになって、その人がカールが銀行マンだって知ったから上手くそそのかしてカールに銀行のお金を横流しさせたのかなあと勝手に考えておりました。カールさんも上手い話だと思って軽い気持ちで乗っかっちゃったんだろうなと。軽い気持ちでお金が手に入るなら、と思ってやったことが親友を失くすことになって、そこまでしたのに結局お金すら手に入らなくて。全てが空回りしてるっていう印象だったんですよ。そう、だったんです。

 

1週間明けて*3見たら私の知ってるカールさんは面影しかなかった。面影はまだあった、って言った方がいいのかな。だんだん"悪"の面が濃くなってきたんですよね。しっかり自分の背負ってしまったものの大きさを理解した上で行動しているカールになってて。ただ理解はしているんだけどまだ抱えきれてはいない状態で。だからカールと取引してる人に次の指示もらってから携帯握りしめて泣いちゃうし、悔しそうにしてるし。色んな感情がこの1つのシーンから溢れ出てて、カールを不意に支えたくなってしまう。きっとこの荷物を抱えきれていないところに人間味を感じているからここはずっと残るんだろうな、と思う。

その後のこれが人生の歌詞でも"これは誤解なんだ"ってずっと言ってるしね。サムを失ったことの後悔が大きな荷物をより重くしてるんだろうな。こういうところが人間らしさとして残っていてまだ弱いな。と感じるんですけど物語後半ですよ。

サムからの怪奇現象のシーンでサムだってわかってから笑い転げながら「サムか、サムの仕業なのか」って言ってるの見てついに狂った!と感じたんですよね。カールのやった悪いことが積み重なってきて、それが初めて降ってくるところ。壊れたように狂い笑うカールをみて鳥肌が立ちました。完全に私の好みなんですけどこれもの凄く好きで。その後モリーの家でオダメイ見つけたときの真顔での「あんた誰だ?」からの笑いながら放つ「ああお前が霊媒師の女か」までがあまりにも狂ったように言ってて思わずそれ!待ってたー!!って叫びそうになった、いや、心の中で全力で叫んだ。

「あなた小切手がどこにあるか知ってますよね?」って敬語使って畳み掛けたときにはもう…(言葉にならない) 敬語って一周回ると命令口調よりも怖く感じることをまた改めて感じさせられた。この日は狂気っていう言葉がいちばん強く感じるくらいにお金が欲しくて狂ってたなあと。

 

また何日かあいて*4見たら今度はすごく"孤独"なカールさんがそこにいて。こんな解釈もできるんだ!とびっくりしました。

OPからなんか疎外感ではないけれど、少しだけサムとモリーの間に入りきれていないような感じに見えて。この違和感はなんだろうと思っていたら全体を通して腑に落ちた。今日のカールさんはずっと1人だったんだ、と。サムを殺してしまったのは事故というには簡単な言葉すぎるけどカールの計画にはなかったことで。ただ殺してしまったらそのルートで計画も立て直さないといけないわけで。その計画がしっかり立てられてた。遺品を整理している時にアドレス帳を見つけて、それとなくパラパラいつもめくるんだけどこの日は勢いがすごくて。モリーに見せて、って言われてちょっと渡すの惜しいような感じもした。またふとした時に上げた目が鋭くて怖かったりもしたし。サムから怪奇現象を受けてもどこか冷静なところがあって。

そしてラスト。オダメイを追い詰めてる時には冷静な部分と焦りが強くて。モリーに対して「君に話してもわかってくれるはずなんかないもんな!」って言ってて誰かに理解してほしかった心の声が漏れてて。サムに追い詰められたら「モリー、待ってくれ、行かないでくれ、」ってモリーに助けを求めて。やっぱりずっと1人だったんだよね。カールが死んでしまってからゴーストたちの間をかけて出てくる時にゴーストに向かって「そんな目で俺のことみるなよ」って言葉聞いて孤独感が一気に溢れ出た。また弱いとも小さいともまた違う孤独。誰にも話せず理解もしてもらえないことをずっと抱えてたカールの本音だなあと思ってみてたら気がついたら地獄に引きずり込まれてた。サムにずっと悪いことをしたって気持ちがあったからこそ、ゴーストになってからもサムの方を向けなくて。サムに「カール!」って呼ばれてやっと見られる。それでも目は合わせられなくて違うんだ…お前を殺すはずじゃなかったんだ…って。あまりにも想像を超えるカールがそこにいて。カールってどんな人なんだろうか、とまたわからなくなりました。

 

 

あまりにも毎回違いすぎて残しておきたかったのでこんな書き方してみたけど、バックボーンが見えないからこそ、その日に持ってくる表現の仕方で受ける印象がここまで変わってくるの面白いな、と感じる。

 

 

モリーとカールの関係性もまた変化というか、様々で。カールがモリーに対している居方だったりかけてあげる言葉だったり。モリーのサムへの気持ちの大きさも関係してくるんですけど、カールの言葉がモリーに真正面に刺さって頼りたくなるくらいすごく格好良く見える日もあれば、あまり刺さってなくてただモリーが上の空なまま時間が過ぎて行くような日もあって。モリーを手中に入れておきたい思いで側にいるような日もあれば、ほんとにサムを失くしたモリーにしがみついてもいいよ、と手を差し伸べてくれるような居方もする。

今のところ、モリーにあまり刺さらない日は弱い日が多くて、だからこそ、全てが空回りしてしまってラストを迎える。対してモリーに刺さってる日は狂っていくことが多くて、モリーを支える器が大きくて格好良いからこそお金欲しさに狂っていく対比がすごく好きだ。これはあくまでそんな気がする、程度の話だけど。

 

私はカールがモリーへ好意があるのかないのかがよくわからない。親友の好きな人だから好き、なのか、好きな人、なのか。どっちにしろサムがいて、きっとサムとモリーの出会いから全部見守ってきたからこそモリーの近くにいて、支えてあげたい気持ちがあるのは事実なんだろうけど。今ここで、をどんな気持ちで伝えているのかがわからないことが多い。ただ一度だけ本当に頼りたくなるくらい大きくて優しい目をしたカールさんを見て、その時だけはモリーに好意があるんだろうな、と初めて感じた。それ以外は、モリーに刺さらないからなのかもしれないけど手中に収めておきたいって気持ちの方が大きく見えてしまうんだよなあ。私の勝手な感じ方なんですけど。

それにしてもここで脱ぐのってほんと…ほんと反則。引き締まった平間くんのお身体大好きなのでありがとうございます!!ただちゃんとボタン閉めてくれるようになって安心したのと帰る時にしっかりブルゾン羽織ってから家出るようになってくれて安心したよ… 初日色々やばかったから…

 

 

そしてここの今ここでの中とあと怪奇現象あたりを見てカールさんが本当にモリーを殺せるか殺せないかが見えてくると思うんですよね。

もちろん初日近辺はサムに脅しでモリーも殺せるぞ!って言うんだけど自分の手を汚すことは絶対にできないカールだったしまずモリーを殺せないと思ってたんです。二本脚で立てないんじゃないかと心配になるくらい弱かったしね。

ただ頼りたくなるくらい大きくて優しい目をしたカールさんの日はこの人もしものことがあったらきっとモリーのこと殺せるな、と思った。優しいってすごく大事なことだと思うんだけど、ヒール役の優しさって裏に隠れた企みが優しさに比例するように大きく渦巻いているときってあるじゃないですか。まさしくその日がこれで!なんだろう、すごく頼りたくなったし、しがみつきたくなるカールなんだけど何か1つでもピースが崩れた瞬間にその優しさが全て崩壊するような脆さがあった。だからこそ見ていてわくわくした。ああゴースト楽しいよ。こんなカールさんを待ってたところがあったからあまりにも好きがすぎた。これ8/14ソワレのお話なんですけどいちばん好きなんですよ、映像に残して欲しかったくらい。ちゃんとヒール役として存在できていた。

 

8/14ソワレ大好きすぎてこの日の話いくらでもできそうだからこの辺でやめておく。結局私はこの優しさの裏に崩壊してしまいそうな脆さがみえるのが好きみたいだ。それから崩れ落ちていくように狂って笑って拳銃構えてモリーとオダメイを追い詰めていくので最高だったんだ。最後死ぬ間際に極め付けで「モリー、俺には君しかいないんだ」って言葉まで残していったからね。ああモリーのこと大事に思ってた終着点が見えたよ。

 

 

ということで私の前半戦カールさんのお話でした。

また他キャストさんのお話は千秋楽迎えてからゆっくり書きます。

 

あとあれね、これからゴースト見る方たちに是非注目していただきたいポイント。それはラスト拳銃を構えるカールさんの腕の筋です!引き締まったお身体と同じくらい興奮できるよ!!よろしくお願いします!!

 

 

それでは残り2週間。また新しいカールさんに出会えるの楽しみにしながら日比谷へ足を運ぼうと思います

 

 

 

 

*1:注記に関しては自分用メモで観劇日の記載ですので特に大きな意味はありません

*2:8/5、8/7ソワレ

*3:8/14ソワレ

*4:8/19

FROGSとはなんなんだ

 

 

 

 

FROGSってやっべえな!!!!!!!!

 

 

 

 

 

友達からお借りしたFROGSのDVDを全て観たんですけどあまりにもやばすぎて、なんだか凄いものを観せられて興奮しながら今キーボードとお友達になってこの声を叫んでいます。

とにかくやばいFROGS。一言では表せない。どんな舞台?って聞かれたら迷わずこれはやばい舞台ですとしか言えないしほんとにやばいしか出てこない。

出ているDVDが全部廃盤になってしまっている事実があまりにも悲しいんですけど抑えきれないからとにかく書きます。

 

他の方のFROGSの感想も読みたくて色々検索かけてみたんだけどやっぱり初演メンバーのFROGSのエントリが見つからなくて寂しいです、誰か時間があった時暇なときでいいから書いてくれ、私が読みたい。

 

 

さて、まずは簡単にFROGSの紹介します。こういう説明的なの苦手だからHPでもあれば載せちゃうんですけど見つからないから頑張って紹介する。

2007年に初演。その後再演が続いて約2年を通して全部で4回の公演が行われた。演出は岸谷五郎。振付は植木豪(Pani Crew)。当時のアミューズに所属している若手俳優8人が集められ、公演された。メンバーは桜田通、青柳塁斗、植原卓也柳澤貴彦、松永一哉、平間壮一、風間由次郎*1、鈴木和也。基本的にメインキャスト4人とサブキャスト4人に分かれ公演が行われる。メインキャストは桜田青柳植原柳澤。サブキャストは松永平間風間鈴木。初演はこのキャストで行われ、再演からは表ガエル、裏ガエルと2パターンのFROGSとなり、表ガエルでは先ほど書いたメイン、サブキャストで公演され、裏ガエルではこのメインとサブキャストを入れ替えて公演された。さらに、再々演からはMAZEガエルとしてこの表ガエルと裏ガエルを混ぜ合わせた配役にて公演された。

 

  • 物語

ダンスが得意な少年カケルは夏休みに山奥の田舎町に住むテルに誘われてテルの住む田舎に遊びに来る。2人は”おかえり神社”と呼ばれる都市伝説のある神社に足を踏み入れる。するとそこにはダンスが好きなアマネ、優等生のフクロウと名乗る少年たちがいて… この場所はどこなのか。カケルとテルは無事にこのおかえり神社から帰ることができるのか。短い時間の中でこのアマネとフクロウに出会い自分を見つめなおしていく少年たちの物語。

 

 

 

ざっとFROGSの紹介はここまでにしておきます。もう少しFROGSの世界が知りたくなったらこのSPOT映像で!この映像は2013年にアミューズ若手俳優たちが集められて新しいキャストで公演が行われたときの映像です。残念ながら初演の際のキャストの映像が見つけられなかったので、でも雰囲気は伝わると思います!

 

 

 

 

 

 

さあ、とにかく感想というか、思いの丈をぶちまけるぞ!!

 

最初に初演の映像観終わったあとに何が起こったのかよくわからなくなって、え、なんかすごかったんだけど、やばくない?恐ろしい何かをこっちに投げられたような、殴られっぱなしで終わったんだけど。この2時間で一体何がオコッイタノデスカオシエテクダサイ………

完全に放心状態だった。一発アウトだった。

こんなにすごい舞台が2007年に存在していたなんて知らなかったしなんでもっと早く教えてくれなかったの!?!?!?半ば逆ギレの勢いだった。それくらい本当に正体の知れない何かが私には刺さった。

FROGSというコンテンツは恐ろしく沼であり恐ろしく楽しいものであった。

 

 

 

さて何がこんなにも私をハマらせたのか少しだけ冷静になりながら考えてみる。

 

 

【目次】

 

 

 

  1.キャストのほとんどが初舞台

FROGS初演時に出ていたキャストのほとんどが舞台の経験がなくて初めてか2回目くらいの舞台だったみたいです。

FROGSにはもちろんお芝居もあるし本格的なダンス、そして歌もある。お芝居が初めてな人もいればダンスをすること、歌うことの経験が少なかったキャストもいる。

そんな"初めて"がそれぞれのキャストに課されていたからこそより1人1人が全力でこの公演に臨めていたことの1つの要因になったのではないかな、と思う。そしてFROGSを通してお芝居、ダンス、歌、それぞれの楽しさだったり魅力を知って、技術だったり、実力を少しずつつけながら成長していく過程を2年間の舞台映像とドキュメンタリーで見られることが最大のFROGSの魅力であり見どころである。

 

 

  2.演出が岸谷五郎さん

アミューズ若手俳優が集まり、ほとんどの出演者が初舞台となるこの作品の演出をあの岸谷五郎さんがしているというのもまた大きいと思う。

個人的なそしてFROGSを観た後の岸谷さんの印象にはなってしまうんですけど、岸谷さんって良い意味ですごく分かりやすいっていうイメージなんです。その時のその人が思っている感情をストレートに伝えてくれるから、受け取る側にストンと入ってくる。だから響くし残る。

この演出をまだまだ駆け出しの若手俳優たちにつけていく。岸谷さんから与えられたたくさんのヒントから自分たちで考えて考えて色んなアプローチから表現していって導き出されたそのお芝居が熱くて、真っ直ぐでより大きなものとして届けられるのではないかとドキュメントを見ていて感じた。演出家さんの役割の大きさを改めて感じさせられた。岸谷さんのすごさに慄きながらも、ものすごく偉大なお人です!!

 

 

  3.キャストたちに生まれる絆

このFROGS、キャストは同世代の若手俳優で公演を見てもドキュメンタリーを見ててもひたすらに青春なんだ。

FROGSやるよ、って集められた時には仲は悪くないにしても良いまではいかないくらいの距離感だった彼らが公演の回数を重ねていくたびに絆が生まれて、友情も生まれて、良いチームになって、みんなでもっと良くしていこう、上を目指そうとしている姿が部活に明け暮れている高校生をみているような、青春のひと時だったのがものすごく感じられる。

若いって大きな武器だ。

岸谷さんのストレートに伝えてくれる演出もこの若さがあったからできたものだと思うし、だからこそ舞台上から殴られる感覚がたまらなく大きいんだと思う。ただこれもきっと1人でも上を目指していく姿勢が欠けていたら伝わらないだろうし、個々のスキルが身について、どんなに凄いお芝居、ダンスができてもチーム全体からそれが漏れてしまっていたら伝わらない。本当にお芝居とダンス、歌の楽しさを感じることを板の上に立って知ることができたキャスト達が一丸になって全力で投げてくる感情に、そこにプラスして若さという武器を持って殴られたらもう言葉が出なかった。

これぞ0番力!!!若いって素晴らしい。

2009年の4回目の公演が終わって、それぞれの振り替えりインタビューにもあったようにFROGSに関わった2年という月日はあっという間ではあったけれどそれぞれ大きな踏み台になっただろうしそれを経て飛躍している今を知っているからこそものすごく尊い時間であったことを感じさせる。

ほんとに一つの部活に明け暮れている学生の2年間のドキュメントを見ているようなすがすがしい感情が湧いてくる。羨ましくさえなってたよ!そんな青春送りたかった!!!

2009年の舞台映像は見られなかったけれど、ダイジェストで見たらそこにはもう私の知っているFROGSはなくてもう新しいFROGSがそこには存在していた。

成長も早いしなによりみんなの向上心が良いFROGSへと変わっていったんだろうな、2009年の千秋楽公演がものすごく見たいよ!!表と裏が見たい!みんなの成長をもっと感じたい!!!

 

  4.とにかくダンスがすごい

ダンスのレベルがまた凄いんですわ。

そんなに私もダンスの知識があるわけではないんですけど、ダンスを見ることがずっと好きだったから個人的な感覚にはなっちゃうんだけどずっと見ていたいダンスがFROGSにはあるんです!

ストリートダンスがメインで繰り広げられていくのですが、その中にも個人個人が得意な技を見せるソロの時間もあったりして、またアクロバットな技も見られるから若い男の子たちが楽しそうに踊ってるのを見るのが好きな人にはたまらない演出だと思う。私はものすごく好きだ!

みんなステージ上では楽しそうに笑顔で踊ってるから結構余裕そうなイメージで見てたんだけどドキュメンタリーで裏側みてびっくりした。みんなヘトヘトになってステージに立ってること知ると全力でぶつかっていたことを改めて感じさせられるし必至な姿がたまらなく応援したくなってくる。おたくの心を掴むのが上手なんだ、FROGSは。

一つのシーンで結構体力を消費するダンスがたくさんあるしそれを2時間やってるわけだから体力面でもすごいな、って、若いってやっぱり素晴らしい。(2回目)

そしてこのダンスの振付をしているのが植木豪さん。FROGSキャストとも面識があったみたいで、彼らのことをよく知っている人がつけてくれた振りだからこそ個々の魅力の出し方が上手なんですよね。初めて見たときみんなのレベルが高すぎて普通にびっくりしたもん。

 

 

  5.ストーリーの良さ

ここまでダンスが凄い、演出が凄い、とにかく若さが放つ言葉のエネルギーが凄いとか色々話しましたけどどれもこれもストーリーあってのものなんです。

観る前はそんなに面白そうじゃないな、とちょっと批判チックなこと思ってたりしてたんですけどそんな考え吹っ飛ばされました。簡単に話をすると15歳の少年が初めて壁にぶつかって乗り越えていく物語なんです。その壁を乗り越えていく過程で彼に励ましだったり、支えてくれている人の言葉だったり、もう一度チャレンジをするきっかけをくれるのが同世代の言葉だからすごく刺さる。若い人たちの言葉って汚れがなくて真っ直ぐすぎてまだ知らないことが多いからこそストレートに伝わってくるんだ。

そしてそれぞれのキャラクターも濃くて見ていて飽きない。馬鹿だなこいつ、って何も考えずに笑っていられるシーンもあるし、舞台そっちのけでコンサート始めちゃったり、いきなり早口言葉言い始めるしってぶっ飛んでる演出もあるけどそれ全部含めて楽しい。

そんなぶっ飛んだことしてもちゃんとストーリーに戻ってくれば感動させられるし俳優の卵だと馬鹿にしてみてると痛い目にあうぞ。それがFROGS。

 

 

  6.表ガエルと裏ガエル、MAZEガエル

個人的にFROGSをここまでハマらせる、最大の魅力がこの表ガエル、裏ガエル、MAZEガエルの配役を入れ替えて公演が行われている!ということです。

同じストーリー、演出でメインキャストとサブキャストを入れ替えて公演があるっていわゆるWキャストのような、Wチームっていうとまた語弊はあるんですけどほとんど変わりません!!FROGSはWチーム制の舞台です!!Wチーム制の舞台の底なし沼なところは月髑髏で履修済みではあったのですがやっぱりWチームは底なし沼だ!!!そしてWチームとは言うものの、板の上にいるのは変わらないメンバーなのでそこもまたすごい。同じ演目で1人の役者が2役〜3役のセリフを覚え、役作りをしバックボーンをしっかり作ってちゃんと完成したものをステージに持ってきてくれる。私はMAZEガエルは見れてないので表と裏しかわからないんですけどやっぱり演じる人によってそれぞれの個性の出し方はもちろん変わってくるし、解釈だって変わる。だから全く別物のFROGSになっているのが本当に面白い。

岸谷さんがインタビューで「若いうちから、メイン、サブと分けたくなかった。みんなに平等にチャンスをあげたかった」と仰っていたのですがそれがすごく活かされているな、と感じるところがたくさんある。表ではメインをしていたメンバーが裏ではサブになる。悔しい思いだってたくさんあるはずだし、そして後ろから見ていて気がつくこともたくさんあるからまた表が良くなる。裏も同様で。そんな相乗効果が積み重なって全体が良くなっていく。岸谷さんの思惑通りに良くなっていってるのがわかる。そしてその沼にズブズブと落ちている自分がいるのもわかる。演じている本人たちには課題はたくさんあるし、やることも人一倍、二倍と多くなっていることは確かにあるんだけどそれだけ深く物語を考えられるきっかけにもなっているわけで。だからこそそれぞれ思いが強くなる。解釈は十人十色にあるわけだから、きっと全メンバーにカケルをやらせたら8つのFROGSができたんだろうな、と思うとそれも見てみたくなる。あ、めっちゃ見たくなってきた。

結論。Wチームは底なし沼です!!だからFROGSは沼なんです!!!

 

 

 

 

 

個人感想

 

 桜田通(カケル/フクロウの部下、執行者)

通くんのカケルは反抗期真っ盛りではないけどほんとそんな中学生って感じ。笑わないし意地っ張りだしプライド高いし。でもそれが可愛い。挫折も味わうけどやっぱり根本的にはダンスが大好きな少年だし友達だって大切にするし思いやりだってある。そんなカケルが通くんからは感じられる。

稽古にはいちばん遅くきて気がつくといない通ってみんなから言われててそんなところもらしいな、と思う。それでも芯はブレずにFROGSカンパニーが大好きで陰でたくさん努力してる通くん昔から良いヤツだなー!!!

 

 

 青柳塁斗(アマネ/フクロウの部下、執行者)

塁斗くんのアマネ可愛いすぎてめっっちゃ好きなんです!!ほんとにただただダンスが好きで踊りたくてたまらないカエル。可愛い。非常に可愛い。まさしく自由奔放。周りに流されずにひたすら自分が思った道を歩き続ける。ダンスに関しては妥協を許さない強さがしっかりある。そこがアマネの良いところ。しっかりわかってるからこそラストのカケルとのバトルシーンからの言い合いがグッときてしまうんだよなー、平間くんとの言い合いもめちゃめちゃ見たい。

 

 

 植原卓也(フクロウ/ヒロシ)

うえたくさんのフクロウめっっちゃハマり役だなあと思いながらずっと見てました。なんだろう、大人の言うことを聞くことが大事で大人の言うことは絶対、って思ってるタイプすぎてアマネの自由さに振り回されながらも心配してるフクロウぴったりだよ!!!!

あと手足長すぎ… 表のヒロシは平間くんなのにどうして裏のヒロシをうえたくさんにやらせたんだ… リーチがあからさまに違いすぎる…

あと公式であんなに関西弁が残ってる植原卓也があまりに貴重すぎるのとあまりに格好いいので頭おかしくなる。植原卓也の関西弁って破壊力すさまじいな!?!?うえたくさんの関西弁残してくれたFROGSスタッフのみなさんには感謝しかない。 

 

 

 柳澤貴彦(テル/ピョン吉)

カケル思いなテル最高です!!!自分のことは後回しでカケル思いなのがものすごく伝わってくる。何もない自分とダンスのあるカケルっていう対比が結構出てくるんですけどテルにだって良いところはたくさんあるしそんなテルだからこそ人の役にだって立てるんだよ!ってことを教えてあげたい。自分のことがいちばんわかっていないのがテルだったりするんですよね。

あとお芝居普通に上手なのにピョン吉でヘロヘロになりながら頑張って追いついてるの可愛い。たかくん可愛い。

 

 

 松永一哉(フクロウの部下、執行者/フクロウ)

優等生というよりは、根はやんちゃで自由にしたいのに大人に怒られることが怖いから真面目に大人の言うことを聞いてる学級委員タイプのフクロウ。結構好きだったりする。骨折しちゃっても全力で踊ってるしびっくりする動きとかしてたからまつかずさんってすごいんだと思う。あとポップ上手すぎて釘付けで見ちゃう。ガッシリした身体から出るあの迫力のダンス。そして笑いの神でも舞い降りたかのようにボケまくって彼のメンタルの強さは計り知れない。みんなと仲良くなりたくてWii持ってきてたの可愛いね。

 

 

 平間壮一(ヒロシ/カケル)

初演のときと再演からの顔つきがいちばん変わったのが平間くんだなって思ってます。あとこの作品に臨む姿勢がほんと変わったなって。お芝居を始めるきっかけになった作品ってこと改めて感じたし、髪長くて帽子も深く被って、って本人が言ってた戻りたくない過去を覗き見させていただいた気分で嬉しかったり申し訳ない気分になったり…

平間くんのカケルは結構笑って強がるタイプの少年でまたその笑顔に色んな苦悩を抱えているのがわかるからテルも助けたくなるんだよね、わかる。ってなった。ダンスは昔っから上手すぎてほんっと私の好きな動きばっかりしてくれる!!表情がコロコロと変わるお芝居はずっと変わってないんだな、って思うとなんか嬉しくなったりしました。推しなので贔屓目に見ちゃってるしこれ以上語ると止まらなさそうなので強制終了しまーす!!あ、でも最後にこれだけ、ビリヤードしてる姿めっっちゃかっこよかった

 

 

 風間由次郎(ピョン吉/アマネ)

由次郎さんのアマネって馬鹿なんだけど賢さがしっかり出てるアマネ。再々演からのキャストなんだけどそんなの感じさせないくらいみんなに溶け込めてるしお兄さんなの感じてなんか見ていて頼もしかった!!ヒロシピョン吉で並んでるときとか大阪移動してる新幹線で平間くんとわちゃわちゃしてるときに出てくる双子感がたまらなく好きだ!!!となったので私はこのシンメのような2人が好きみたいです。

 

 

 鈴木和也(フクロウの部下、執行者/テル)

すずかずさん初めましてだったんですよ。多分このFROGSで芸能界から引退しちゃったのかな?そんなようなこと言ってたからそうだと思うのでもちろん初めましてなんですけどなんかすごい魅力満載な人だな、って。すぐ泣いちゃうところとかみんなにお手紙書いてきちゃうところ可愛い。すずかずさんのテルはカケルのダンスを誇りに思ってて、背中を押してあげてる存在だったんだろうな、っていうのが見ていて感じた。カケルを見ている中で自分には何もないこと感じてもがいてる。それを感じさせられるカケルとのやり取りが良くて何回見ても見入ってしまうすごさがあります。

そしてヒョロヒョロそうなのにこのカンパニーでいちばん身体つき良くてびっくりしたよ!テルのタンクトップ姿になったときの肩幅と腕にすごっっ、と言葉を失いました!!

 

 

 

 

 

色々考えてみると結構沼の要素があることが見えたのでこれを書くことによって自分でもこの興奮の終息場所が見つけられたような気がする。書いて良かった。この若さに殴られる楽しさがあることをわかった上でいつか生で見てみたいなぁ、FROGS。できることなら最速私を2007年の池袋グリーンシアターに連れて行ってほしいんですけどそれはできそうにないので我慢する。それにしても、現在の先輩ハンサムたちはなんだか凄い舞台を経験していたんだなぁと思うと同時に彼らの黒歴史を少しだけのぞかせてもらった感覚にもなってものすごく楽しかった。何せあまりにも若すぎるんだよ彼らが。

 

 

 

 

 

 

*1:風間由次郎は再々演より参加。それ以前は中村康平が演じていた

HANDSOME FESTIVAL という催し

 

 

 

アミューズ若手俳優が年末に集って1年の感謝をファンに伝えるイベント、HANDSOME FESTIVAL。以前まではHANDSOME LIVEと呼ばれていたこの催し。今年はそんなハンサムライブがお休みとつい先日お知らせがあったので寂しいな、と思いつつ書いてみようか、と思い立ったので書き始めてみた。

 

 

私の推しが出ている最後のハンサムは2016で、所謂先輩ハンサムなので2016以前のお話にはなってしまうんですけれど主に2016に重きを置きながらのお話です。

 

 

そんな推しと出会ったのも今年に入ってからなのでそんなに長く応援してるわけでもないしましてやこのハンサム2016も会場で見てすらいない。髑髏が好きで、松岡広大くんが気になり友達に広大くん出てるDVD貸すよ!って言われて借りて見たのがこのHANDSOME FESTIVAL2016だった… それが私とハンサムとの出会い。だから私がハンサムに、アミューズにハマるキッカケを作ったのは広大くんなんです、自分でもびっくり… ありがとう広大くん!!

 

 

 

このDVDを見るまではハンサムってどんなイベントなのかすら知らなかった。友達に借りるときにハンサムについて聞いてアミューズ若手俳優が集うイベントなんだなっていうふわっとした認識でしかなかった。アミューズ?誰がいるの?神木隆之介とか吉沢亮か。あと月髑髏きりちゃんズ*1ね!とほんとにその程度の認識でしかなかった。でも逆に神木くんと吉沢亮、そしてきりちゃんズがいなかったら最後まで見きってなかっただろうな、とも思うからすごく感謝してる。

やっぱり新しいジャンルというものに飛び込むときって何かしらのとっかかりが必要だと私は考えてるんです。(というかそういうのがないと私は飛び込めないタイプなので)

誰一人として知らない人たちが歌って踊る映像をずっと見続けるのって結構酷じゃないですか。人も知らないし、曲も知らないんじゃ飽きるに決まってる。この場合広大くんいるからってなっちゃうんですけど古いのから遡ろう〜!ってなって最初に見たのがEVER LASTING STORYだったので、ほぼほぼ広大くんいないっていう結末…

だけどリピートを繰り返した結果このEVER LASTING STORY、なんて素敵な映像がたくさん残っているんだ…!!と大好きなDVDになりました。2016でも十分みんな若いけどやっぱり20代前半はきらきらさがまた違う… 若いって素晴らしい。そして2016には残念ながら出演していないハンサムのベテランメンバーが勢揃いしていて鳥肌が立つ。ゆじろさんに猪塚くん、生成くんあたりのプレステージメンバーも最高じゃんか。

 

 

話を戻します。そう、このハンサムには神木隆之介吉沢亮がいた!知っている人がいるというだけで気がついたら最後まで見れるんですよね。

1回最後まで見れちゃえばもうこっちのもんで。リピートが止まらない止まらない。

見ればみるほど沼の深さに慄きながらも止められない。神木くん吉沢くんはもちろんなんですけど、今まで知らなかったハンサムたちもだんだん顔と名前が一致してきて楽しくてたまらなくなるんですね。

 

あとよくよく見ると、EVER LASTING STORYには佐藤健三浦春馬がいるんですよ!!!

は!?!?佐藤健三浦春馬も歌って踊ってるし!?なんなんだこの素敵すぎる豪華な空間は!?!?!?

っていきなりの爆弾投下されながら始まるハンサムライブ。初心者的には中々にこりゃすごいもん見させてもらってるよ…ってなります。

役者としてしか知らない人たちが楽しそうに歌って踊って、ステージの上でパフォーマンスする姿に釘付けになりながら見てました。こんなにも楽しいコンテンツが存在するのか、と驚いたし、このコンテンツを今まで知らなかった自分を責めたくらい。いや、なんなら今でも責め続けてる。アイドルかよ、ってツッコミそうにもなったけどアイドル大好きなので何の問題もない、っていうかこのハンサムにハマるまでに時間もさほどかからなかった。

 

 

色々ハンサムについて調べてみると、2012はどうやら神回らしい。帝王佐藤健三浦春馬の二台巨塔が存在していて今となっては人気俳優である賀来賢人野村周平らそして2016では2.3年生にあたるハンサムたちがわちゃわちゃ楽しそうにしているわけだ… なんて素敵なんだろうこの空間… としかもう考えられなくなる。

2013はミュージカルみたいなお芝居で健春馬が卒業して1年目。BANG!が新曲として出てきてとにかくかっこいい、あとミュージカルの内容めっちゃ気になる。まあミュージカルっていうところで色々言われてたみたいだけど、内容知らない民としては結構気になってる。あっち向いてホイキングに俺はなる!っていってる生成さん。

そして2014はハンサム10周年。ライブが中心に戻ってきてこれまた素敵なハンサムが出来上がってた。やっぱり歌って踊るハンサム見るの好きだ!ってなった。THRILLで賀来くんがイチゴ食べ始めたときにはびっくりしたけどこういうことが出来るのが賀来くんの良さなのめっちゃわかる。日替わりTHRILLも色々あったみたいですけど推し結局歌えなかったみたいで伝説化してしまいました… 改めて見ると10年間もこんな素敵なイベントを開催し続けてくれるアミューズさんほんとすごいし頭が上がりません!!!!

 

しっかり全編を通してライブを見られるのが今出てる映像だと2014と2016だと思います。ちなみに2016恋ダンスが入らなかったの悲しいんですけど恋ダンスってあれTDCだけだったんですかね?国フォではやらなかった??それともやってたけど大人の事情とかだったんですかね!?2014は推しがほぼほぼいないもので(いや出演はしっかりしてるんですけどね、)やっぱり2016は過去ハンサムを振り返る中でも大切にしたくなるハンサムになってます。もちろんどれがって優劣をつけてるわけではないけど推し写っているということは個人的には結構重要案件だったりもします。 

 

 

色々言ってますけど当時を知らないからほんとただのDVDと出てる映像を見漁ったおたくの感想なんですけどね。

 

ハンサム2016はハンサム学院という学校がテーマで行われていて。今までハンサムに出ていた先輩ハンサムたちが3年生。ハンサム出演経験のあるメンバーが2年生。初めてのハンサム出演者たちが1年生。として学年がそれぞれに割り振られてます。

まあこの学年割ってそこまで演出には反映されてる印象が私にはあんまり感じられなかったんですけど、ただ3年生のベテラン勢の実力とハンサムへの想いとより良いものを!という気持ち、2年生のハンサムを盛り上げたいこうとする勢い、1年生のフレッシュ感と必死で先輩たちを追いかける姿に胸打たれるものがあります。

そんな普段は俳優、役者を生業としている彼らがステージの上で慣れない歌やダンスをしている姿がすごくキラキラしていて、そしてステージの上から全力でありがとうと感謝の思いを伝えてくれるこのイベント、なんて素敵なイベントなんだと改めて教えられるわけです。

 

 

このハンサムをみてびっくりしたのが何よりも1人1人にスポットライトが当たってて輝きまくってないですか!?!?!?ってところなんですよ…

2016ハンサムを見た最初の感想がみんな…顔良すぎないか…だったんです。グループじゃなくて個人で活動している役者さんだからこその輝きがすごい。きらっきらしてる、笑顔も汗もオーラも全部。後ろの方でちょっと踊りについていけなさそうなメンバーが死にそうな顔で踊ってるところまできらきらしているように見えるから不思議だ…

ダンス経験のない若手ベテラン勢にはほんとに稽古辛いんだろうなと感じさせるくらいに難易度高いもんね、ハンサムのダンス。そりゃ死にそうな顔にくらいなるわな、

でもその振りを30人弱の人数が合わせて踊る訳なので見応えばっちりです!!!

DVDをみていると抜かれるのはやっぱり映像班が多いし推され干されがないわけではないのはどこの界隈も変わらない事実なので仕方ないな、と思うんですけどそれでもしっかり全員にちゃんとスポットライトが当たってるのがすごいな、って思うんですよ。見ていてこのメンバー映らないな、って思ってたら次の瞬間抜かれたりするからやっぱりすごい。ただアミューズさんあれね、映像編集しすぎ!!あの映像の作りに目が慣れるまで結構時間かかったよ、カット割たくさん入るのいい時と悪い時があるからね。ただ映像に残らないライブもたくさんある中でここまで映像に残してくれるアミューズさんには本当に感謝してるからやっぱり頭が上がりません。

 

そして2016は演出セトリ衣装振り全部が好きなんですよ… OPのPARTY RIDE、So Free!、Brand New Worldの3曲とか盛り上がるしかない曲頭にもってきて最高… 最初は2.3年生で盛り上げて、後半に新入生が入ってくるっていう演出もなんだろう、なんかすごく好き。新入生もハンサムになれるように発表から約3ヶ月くらいになるのかな、頑張ってきてここに立ってるよ!っていうのが伝わってきて良い。そんな新入生たちを見つめる先輩たちもみんな良い顔してるんだ、あーアミューズ良い!って無条件でなるやつ、はい、ハンサム楽しい。

 

個人的に好きなのがミュージック・アワーからのそれがすべてさの流れ。なーんだあの可愛い男の子たちは。振りがしっかりあるところと遊ぶところはとことんまで自由ではしゃぎまくるハンサムが可愛い次第であります。あと衣装もシンプルでいいよね、デザイン性のあるTシャツにスキニーパンツ。ひたすらにハンサムの美脚を突きつけられてる感じ。たまらん好きだ。

 

ただ全員でわちゃわちゃ歌ってるのも最高なんですけどユニットっていうの?あの何人かでわかれての曲も最高っすよね…

新入生ちゃんたちのキミノリズムはもうフレッシュ!可愛い!ハンサム可愛いぞ!!って無条件でなるやつ。あとみんな言ってるが名曲だと思う。あとここの新入生さんたちにみぞたくさんが加わってるのって色んな相乗効果によってすごく良くなってると思うんですよね。この2016ハンサムはハンサム新人が多い中で唯一新人と括られた中にはいるけど経験者であるから、先輩たちとの架け橋にもなったんじゃないかなあって、外側から見て感じる。熱血!ハンサム塾*2みてて先輩たちから"なんでお前そっちなんだよ!"みたいに言われてたけどみぞたくさんはしっかり新人だったし新人枠でいないといけない存在だった。そのお陰でハンサムベテラン勢と新人勢を繋げる大事な役目があったんだと思う。しっかりと自分の持ち場を分かって役目を果たせてた。と勝手な私の想像です、実際のところはよくわかりませんが!でも器用な人なんだろうな、っていうのは色んなところから感じておりました、

そしてなによりディアドリ好きだよ!!!締め方わからなくて唐突ですがディアドリはTHEアイドルできらきらしてて見ていて気持ちがいい!!ドリフェスやったことないしほんとにハンサムで見ただけなんですけど、グループも良いよな、って。普通に顔面偏差値が高いと思ってるんですけどこれって私だけ??武道館公演成功させてください!

そしてFLASHチームさん。出た!ハンサム恒例の女性の楽曲何オクターブも下げて歌い上げるやつだ!となりました、ある意味伝説のようなこのコーナー。毎年やってるみたいですね、BOYS BE HANDSOME!でもやってた、アイドルコーナーってほどではないけどやっぱり凄いよ凄い!ハンサム凄いよ!!!

sHi-tai!チームはガッツリなダンスに歌!これってCROSS GENEさんの楽曲なんですね!この曲は歌割にダンスにフォーメーションに全部が最っっ高!!!となれる曲で個人的にすごく好きなんです、なんだろう、この言葉にできない感じ。

FLASHとsHi-tai!の選抜メンバーはどういう基準の選抜なのか私にはよくわからないんですけど何か括りがあるのかな??sHi-tai!はゴリゴリにダンスができるメンバーが揃ってる(その中に突っ込まれた渡部秀くんほんと頑張ってる)くらいしかわからないんですけどどうなんでしょう、その辺詳しくわかる方いらっしゃいましたらご教授いただけると嬉しいです。。

 

いやこのまま喋ると私あれだな、セトリ全部話出す勢いになってきちゃうな…

他にもたくさんあるんだよ、THRILLの広大くんがものすごく大人すぎて動揺した話とか、女子会終わりの平間水田植原青柳4人のダンスコーナーのかっこよさとか、からの Festival Night、This is the time、BANG!の流れの最高さ加減とか、Butterfly、Never Let Go!の尊さに、Yes we canのフレッシュ溢れる輝きとか、色々、色々語り出したらキリがないのでこのあたりで。

 

 

このハンサムというイベントがどうして最高で最高で最強なのかってそれはファンはもちろんハンサム自身、そして裏で支えてくれてるスタッフさんたちみんながハンサムというイベントをとても大事にそして大切な場所であるという共通認識のもと行われているイベントだからなんですよ。

歌って踊るっていう"いつも"とは違うパフォーマンスで直接ファンの人に感謝を伝える。それを全身全霊で伝えてくれる。その熱意のこもったパフォーマンスにファンも心打たれるからまたたくさんの感謝の気持ちが込み上げてくる。こんなにタレントとファンの間を"ありがとう"が行き来しているイベントって初めてで衝撃を受けたんです。タレントとファンの間にある"ありがとう"って結構お互い一方通行が多いイメージがあって。タレントがファンに対して伝えるありがとうとファンがタレントに対して伝えるありがとう。もちろんどこも感謝の気持ちはたくさんあるのはわかるんだけどそういうことを伝える場が少ないから、尚更お互いが一方通行になってしまう。でもこのハンサムは、感謝を伝え合う場所って言ったら大袈裟かもしれないけどほんとにそういう場所なんだと思う。タレントはファンに対して全力のパフォーマンスを時間をかけて準備をしてくれて、曲を覚えて振り入れて、立ち位置を覚えてそしてより良くして更に良くなったものを届けてくれる。それがハンサムの感謝の表し方であって、それを受け取るファンも全力でその空間を楽しんで色んな気持ちをぶつけ合う。そして出来上がるのがこのハンサムライブでありハンサムフェスティバル。どちらかが欠けてしまったりハンサムへの熱量が無くなってしまうとここまでの良いライブ、イベントって完成しない。やっぱり最終的にタレントをどこまで盛り上げられるのかってきっとファンの盛り上がりだと思うし、負けてられない、ってなるハンサムがリハ以上の凄いパフォーマンスをぶつけられる。それでこそハンサムであり、そうでないとハンサムでない。って映像しか見ていないけど感じてました。このハンサムに関わる人全てがハンサムに思い入れがあるからこそ出来上がるもの。そんな素敵空間で繰り広げられる歌にダンスに演出にってみんなが"楽しい"が見ていてわかるからほんとに素晴らしいイベントなんですよね。

 

2014でハンサム10周年として、一区切りがついて、新章として始まったハンサムフェスティバル。2015がお休みだったからもうないのかもしれなかったハンサムが復活してくれて、こんなに素敵なハンサムをまた残してくれた関係各所のみなさんには頭が上がりません。そして私ハンサムに出会えて良かった!と心から思ってます。あとここまで先輩ハンサムが揃ったのやっぱりすごいね!?!?きっと私が思っている以上にプレステメンバーだったり賀来くんとかの存在意義はすごく大きいだろうから2014での卒業はほんとに寂しいだろうしまた1つのメンバーという面からみても区切りだったのかもしれないな、と思うわけです。塁斗くんとかよしたくさんとかめっちゃMC頑張ってるけどゆじろさんのMC知っちゃうとやっぱりゆじろさんの存在大きいもん、よくあのハンサムたちを1人でまとめあげてたよな。トーク力だけじゃなくてダンスだったり歌だったり、MCの笑いだったりほんとハンサムって芸に長けてる。本音をいうと昔のハンサムのライブこ映像全編めっちゃ見たいです、特に2012!!!YouTubeに上がってるドキュメントはめっちゃ見ました!!どうして2012ってあんなにきらきらして見えるんだろう… 若いって素晴らしい。(2回目)私はそろそろこれを買って2012年にタイムスリップした気持ちになりますね、

 

 

 

今年のハンサムはお休みで、2017のハンサムは1.2年生が主体で開催されていたので多分先輩ハンサムたちは2016がラストだったのかな、と思ってます。

長い間ハンサムを支えて大きくしていって、一緒にハンサムと育ってきたメンバーがどっといなくなってしまうのは寂しいけれど、世代交代な時期なのかな、って。Never Let Go!の先輩ハンサムが揃って楽しそうにわいわいしながら歌って踊ってる姿はいつ見ても泣けます。非常に尊いです。あの楽しそうな中にも貫禄があって、安心して楽しめる空気があるのが好きです。今までお疲れ様でした!!!!これからもNever Let Go!は泣きながら見ます!!!

 

 

後輩たちがこれからハンサムと共にもっともっと大きくなってくれるといいね…

 

 

 

 

 

とか言いながら来年先輩ハンサムがまた出るよ、揃うよ、って言ったらわーい!って喜んでいそいそとハンサム、初参加してると思います

 

 

 

 

*1:髑髏城の七人 Season月にて上弦では平間壮一、下弦では松岡広大が演じてました

*2:ストラボ東京にて配信されたネット番組